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満月少し前 天体望遠鏡と一眼レフ、スマホで撮影をテスト 2022/4/17

 

 満月を迎える夜、晴れていたので天体望遠鏡Mak90 を 自動導入経緯台 AZ-GTi にセットしてT-リングでEOS6Dと接続して撮影してみました。
 月は導入するのが簡単なので経緯台のアライメントを省略して経度・緯度のクラッチを緩めてファインダーで月を導入してからクラッチを締めてsynscan pro で天体を月に設定したらあとは放っておいても月を追尾してくれるみたい。超手抜きだけど効果的です。

 101枚撮ってリサイズした画像をJPG形式で保存してAutoStakkert!3でスタック、Registax6でwavelet処理後フォトで補正したのがこれ。焦点距離1250mmだとこんな画角なんですね。満月にジャストサイズです。フルサイズセンサーでこれだからAPS-Cサイズだったら画面いっぱいに写りそうです。画質は高倍率ズーム交換レンズで撮ったのとそう違わないなというのが正直な感想。でも満月はのっぺり写るものだから上弦の月あたりにまた試して見たいと思います。

撮影データはこれ

  • 撮影日時 2022/04/16 23:05:23
  • カメラ EOS 6D
  • 撮影モード シャッター速度優先AE
  • Tv(シャッター速度) 1/50
  • 測光方式 中央部重点平均測光
  • 露出補正 0
  • ISO感度 100
  • ISO感度自動設定 オフ
  • ホワイトバランス オート
  • AFモード マニュアルフォーカス
  • ピクチャースタイル スタンダード


 天頂ミラーと10mmのアイピースにスマホアダプターを使ってスマホを固定して撮ったのがこれ。左右逆転は普段使わないWindowsペイントで補正しました。コリメート撮影の合成焦点距離は1250÷10x27で3375mmになります。これなら惑星撮影にも使えますね。

 スマホで1分程度の動画を撮影してxmedia Record でmp4をavi形式に変換したものをRegistax6でスタックしたのがこれ。手間が省けるけど写真をたくさん撮ってスタックした方がきれいですね。惑星だとどうなるかな?

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コメント

長尾 さんの投稿…
上弦を過ぎたころのプラトーというクレーターやアルプス谷を
中・高倍率で撮影したのを見たいな。眼視ではよく見えますが
写真では難しいのかなあ。
Michio Kobayashi さんの投稿…
焦点距離800mmで撮影した写真にもなんとか写ってるので10mmのアイピースで125倍すればスマホで撮れるかも知れません。次の上弦はGWの終わり頃ですね。天気の良い日に試してみます。