晩春・花の競演 2024/5/11 土

ISSの動画撮影で不思議に思ったこと その2 2021/12/10

  昨日の夕方に撮影したISSの動画を編集して一部だけですが何とか見えるようにしました。
まずはその動画がこれ。
明るさを極限まで上げているので月は滲んでいます。月の右上が木星、右下の明るい星が土星です。


 
 肉眼では土星と同じくらいの一定の明るさで動いているのが見えました。動画では何故か明滅しています。このあと一時見えなくなって月の下、東側で再び現れました。
撮影の設定はISO1600でそのままではISSは見えません。月の形が分かるようにISO感度を低めに設定したのが敗因です。
 それにしても明滅しているのが不思議です。肉眼で確認した軌道と現れた時刻はISSディテクターのデータと一致しているので人工衛星や飛行機ではありません。
以前、初山別天文台を見学した時に人工衛星でも軌道上で回転しているものはソーラーパネルの向きが変わるので明滅して見えると教えてもらいました。でもISSは軌道上で地球に対して一定の姿勢を保っているのでそんなことは考えられません。
 途中で一時見えなくなったのと低高度には薄雲がかかっていたのを視認しているので、波状の薄雲の厚さが一定でないからイメージセンサーに捉えられない部分が断続的にあったのではないかと考えました。(*この雲が原因説は間違いでした)

*後日追記 その後再びISSを見る機会があったのでISO12800で動画を撮影しましたが波上の薄雲はなかったのに一定の明るさで見えたISSが明滅して写っていました。雲が原因ではないようです。


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