晩春・花の競演 2024/5/11 土

レナード彗星3度目の正直 2021/12/7

 朝3時に目覚めて外を見たら星が出てました。レナード彗星撮影に速攻出撃です。
2回の失敗で手順が良くなり準備が早くなりました。レンズヒーターもフォーカスもフォーカスリングの固定もコンパスの磁北確認もOK。あ、一つだけ忘れてた。AZ-GTiの補助エンコーダーを有効にしてなかった。でも使わなかったから大丈夫。
 撮影開始したら薄雲が大量に流れてきて使えない写真を90個近くも量産しちゃった。
それでも49枚が使えそうなので、撮影後に撮ったダーク21枚、以前同じ条件で撮ったフラット11枚、ダークフラット10枚をDeepSkyStackerでコンポジットしてキヤノンDPPとGoogleフォトで補正したのが最初の写真です。
 撮って出しの写真はこんな感じです。それでもぼんやりと彗星が見えてます。AZ-GTiの彗星追尾で撮ったらど真ん中に入ってました。嬉しいね。

撮影データは以下の通り

  • カメラ機種名 Canon EOS Kiss X7i
  • 撮影日時 2021/12/07 3:43:08
  • 撮影場所 函館市
  • 撮影モード マニュアル露出
  • Tv(シャッター速度) 15
  • Av(絞り数値) 5.6
  • 測光方式 中央部重点平均測光
  • ISO感度 6400
  • ISO感度自動設定 オフ
  • レンズ EF-S55-250mm f/4-5.6 IS STM
  • 焦点距離 250.0mm
  • AFモード マニュアルフォーカス
  • ピクチャースタイル 忠実設定
  • 色空間 sRGB v1.31 (Canon)
  • 長秒時露光のノイズ低減 しない
  • 高感度撮影時のノイズ低減 しない
  • 高輝度側・階調優先 0:しない
  • オートライティングオプティマイザ しない
  • 周辺光量補正 デジタルレンズオプティマイザー
  • 色収差補正 デジタルレンズオプティマイザー
  • ライブビュー撮影 オフ

 DSSで彗星基準のコンポジットを試したら伸びて写ってるはずの恒星が全て消えてました。驚きですね。
DSSによる彗星・恒星スタッキングについて詳しく書かれたブログを見つけました。
DeepSkyStackerによる恒星・彗星スタッキング 



 これを恒星基準でスタックした画像と比較明合成してみました。細かな恒星が消えて少し寂しいけど美しい。

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