晩春・花の競演 2024/5/11 土

接眼レンズの数字 天体望遠鏡とフィールドスコープでは意味が違う

 

 私は安いフィールドスコープを1個持ってるだけで天体望遠鏡はありません。惑星撮影にはとても大きな焦点距離が必要ということなのでこのフィールドスコープでどのくらいの焦点距離が得られるのか調べていました。
倍率=対物レンズの焦点距離÷接眼レンズの焦点距離
ということなので計算して覗いて見るとおかしいことに気が付きました。接眼レンズに記載されている数字が小さい方が大きく見えるはずなのに逆に小さく見えるのです。
???が頭の上に並んでしばらく考えてこの数字が焦点距離でなく倍率に近いということが分かりました。カタログを見たらビクセンのフィールドスコープの数字は対物レンズの有効径が67mmのものに装着した場合の倍率を表しているのでした。天体望遠鏡のアイピースに書かれている数字が焦点距離なのでこれと一緒だと思い込んでいたのでした。

 そして私のフィールドスコープに今持っているGL25ワイドという接眼レンズを装着してカメラアダプターとTリングで一眼レフ撮影する場合の合成焦点距離は延長リングを使ってもせいぜい1440mmにしかならないと判明。これでは木星や土星の模様やリングは無理ですね(7000mmは欲しい)。

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