インターネット黎明期から現在までのお話

パソコン通信時代
　インターネットが普及し始めたのは1995年頃からでした。それ以前にはすでに死語となっているパソコン通信の時代がありました。ニフティ・サーブを使っていた記憶があります。フォーラムという分野別の集まりや電子掲示板(BBS)なんてのがありました。私自身がどんなフォーラムに参加していたかは覚えてないのですけど当時は写真とプログラミングが趣味だったのでそんな方面だったのではないかと思います。掲示板では結構なやりとりがあって知り合った人も沢山いました。

　電話回線ｰモデムｰPC という接続でPC側はRS-232Cインターフェイスだったと思います。PCからコマンドを送るとピーガリガリガリ・・と音がして「接続しました」というメッセージが出るという形式でした。

インターネット黎明期
　パソコン雑誌にインターネットの記事が載るようになってくるとインターネット専門の雑誌、インターネットマガジンが発刊され、インターネット環境がなくても付録のCDでインターネットの疑似体験ができました。スキューバダイビングの美しい海底写真や沖縄のエイサー踊りの動画なども見ることができて目を見張ったものです。ローカルデータですからリンク先はインターネット環境がないとそこでオシマイ。

　てな訳でインターネットを始めるきっかけになりました。当時の接続デバイスはパソコン通信と同じだったのでプロパイダ契約をするだけで良かったと記憶しています。初めてつながった時はこれで世界のどこの情報でも見られるんだという喜びで一杯でした。当時のプロバイダはホームページ公開機能も付いていたので初めて自分のホームページを公開してブラウザで見たときは感動でした。それがつまらない桜の写真を載せただけのページでもね。

通信速度
　当時の電話回線を使った通信速度は現在の4G+スマホでギガを使い切って速度制限がかかったときと同じくらいに感じます。画像が表示されるのも上からゆっくりとで風呂に水を入れてるみたいな遅さでした。時間がかかるので寝ている間に予約したホームページを保存しておくソフトが人気。私が使っていたのは波乗り野郎です。

　電話回線も1回線だとインターネットと通話の同時使用はできないわけで、そのうちデジタル回線のISDNが登場。これで結構速くはなりました。回線も1契約で2回線使えたと記憶してます。

　そしてブロードバンドアナログ回線のADSLが登場。更に速くなります。現在のスマホの4G位の速度だったかな？

5G
　今、我が家の固定回線は光ケーブルで十分な速さだと思っています。これから携帯電話の5Gが普及したらどんなことになるのでしょう。固定回線は通話専用に戻って携帯だけで十分になっちゃうのかなぁ？

それにしてもテザリングは有料にしないで欲しいよね。