ぺガスス座の銀河と球状星団 2024/9/13(金)

 季節が進み、夏の大三角形を西へ押しやって秋の大四辺形が昇ってくるようになりました。
昨夜(2024/9/12)の使用機材は以下の通り

  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
  • 主鏡 SkyWatcher Mak90
  • 主カメラ Player One Uranus-C アクティブ冷却システム付
  • 主鏡 補助レンズ なし
  • 主鏡 フィルター SVBONY UV/IRカット
  • ガイド鏡 SVBONY SV165改(30mm口径)
  • ガイドカメラ Player One Neptune-C2
  • ガイドカメラ フィルター Sightron IR640PRO

 ぺガスス座の銀河 NGC7331 です。8/31にもIRパスフィルター使って撮りましたが今回はUV/IR カットフィルターを使いました。こちらの方が細部の写りが良いみたい。NGC7335もそれらしく写ってます。
最近としては珍しくちゃんとダークを撮ってリアルタイムダーク補正してます。

設定は以下の通り
撮影日時 2024/9/12 20:49
外気温 18.5℃
センサー温度 22.4℃
オートガイド あり
ディザリング あり
σクリッピング
アナログゲイン 450
オフセット 10
露光時間 5.02秒 X 278フレーム
総露光時間 23分14秒
ダーク補正 リアルタイムダーク補正
フラット補正 なし


 次はぺガスス座の球状星団 M15 です。ガイドが安定せずライブスタック4分で終了。小刻みに揺れて画像がブレて行くのです。これもゲインが同じなので同じダークでリアルタイム補正してます。

設定は以下の通り
撮影日時 2024/9/12 21:02
外気温 18.5℃
センサー温度 21.3℃
オートガイドあり
ディザリングあり
σクリッピング
アナログゲイン 450
オフセット 10
露光時間 5.015秒 X 49フレーム
総露光時間 4分6秒
ダーク補正 リアルタイムダーク補正
フラット補正 なし



 設定を変えてゲインを上げて露光時間を短くしてスタック枚数をかせぎました。リアルタイムダーク補正してます。ガイドは安定しないので使わず、ディザリングだけONにしました。こちらの方が精細に写るのだけどゲインが高いせいなのかカラーバランスが難しくておかしな色具合になってしまいました。
設定は以下のとおり
  • 撮影日時 2024/9/12 22:01
  • 外気温 18.1℃
  • センサー温度 21.3℃
  • オートガイド なし
  • ディザリングあり
  • σクリッピング
  • アナログゲイン 500
  • オフセット 10
  • 露光時間 2.0秒 X 330フレーム
  • 総露光時間 11分
  • ダーク補正 リアルタイムダーク補正
  • フラット補正 なし

 ガイドが安定したり不安定だったりする原因はまだ良く分からないのですけど主鏡とガイド鏡の焦点距離が極端に違うのも問題ありなのかも?
それからメインカメラの露光時間は短め、ガイドカメラの露光時間は長めの方が良いのかも?
撮影終了する頃にはペルセウス座も東の空に昇って来ました。そろそろ日付が変わる頃に起きだしてカリフォルニア星雲やプレアデス星団を見たいと思ってます。


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