十五夜の月が土星と接近 2024/9/17(火)

 中秋の名月が土星と接近ということで三脚とカメラを用意していましたが、月が良い位置に昇ってくる直前は小雨がぱらつくという函館の天気。気象庁のGPV気象予報では21時から30分間くらいだけ雲がいなくなるということだったので雨が上がってから待機、流れ来る雲が丁度月にかかるという絶望的な条件下でチャンスを待ちました。
画像は天文シミュレーションソフトStellariumの画面をキャプチャしたものです。

使用機材は以下の通り
  • 三脚 ベルボン三脚,ベルボンビデオ雲台
  • カメラ Canon EOS RP
  • マウントアダプター Canon EF-EOSR
  • 交換レンズ  EF-S 55-250mm 4-5.6 IS STM
 土星は0.6等級と明るいとはいえ満月前日の月はマイナス12.8等級、あまりの明るさの違いに幻惑されて土星は肉眼では目視できませんでした。双眼鏡で何とか見えるレベルです。
地球照のときもそうだけど暗い部分と圧倒的に明るい部分の両方を白飛びなしにワンショットで写真に収めるのは私の機材ではムリゲーです。
土星と月はカメラのHDR撮影を使って撮ったけどやはり月は白飛びしました。CanonのソフトDPP4でヒストグラムをいじってなんとか見えるレベルにしたのがこの画像です。

 月だけの写真は4Kビデオ撮影したものをPIPPで前処理後、AutoStakkert!3でスタックしてRegistax6でウェーブレット処理しました。だけど土星入れるために焦点距離のそれほど長くないレンズを使ったので月を大きく撮れなかったからイマイチです。
リモコンはスマホのCanon Camera Connectでwifi接続で撮りました。

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