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北海道の空は既に鮮やかな秋の色彩になってきました。日中は暑くても日没からは寒いくらいです。待ちに待った晴れの新月、今夜はSVBONYのガイドスコープ SV198(口径50mm 焦点距離206.6mm f/4.1)を使って視野角の大きな星雲・銀河を見ます。
本日の使用機材は以下の通り
- 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
- 主鏡 SVBONY SV198
- 主カメラ Player One Uranus-C アクティブ冷却システム付
- 主鏡 補助レンズ AstroStreet GSO 0.5X または なし
- 主鏡 フィルター SVBONY SV220 または SVBONY UV/IR カットフィルター
- ガイド鏡 SVBONY SV165改(30mm口径)
- ガイドカメラ Player One Neptune-C2
- ガイドカメラ フィルター Sightron IR640PRO
赤い散光星雲なのでフィルターは半値幅7nmのデュアルナローバンド SV220、焦点距離103.3mmでも画角いっぱいでオートガイドなしでははみ出していきそうです。
最初のピント合わせでヘリカルフォーカサーを端まで回しても合焦しない、あれ変だなと思ったらSV198のフォーカサーは2系統あって伸縮式の粗動フォーカスを先に動かすんだった。このトロンボーンみたいな方を忘れてました。
ライブスタックすると赤い色は割と楽に出てくれました。
良く見ると散光星雲に暗黒星雲が被って見える象の鼻星雲 NGC1396 Aと呼ばれる部分も上部1/4中央やや左に写ってます。この画像はそこだけトリムして180°回転させてます。
設定は以下の通り
- 外気温 19.8℃
- センサー温度 23.1℃
- オートガイド PHD2ガイディング
- ディザリングあり
- σクリッピング
- アナログゲイン 400
- オフセット 11
- 露光時間 3.35秒 X 218フレーム
- 総露光時間 12分11秒
- ダーク補正 Hot and Cold Pixel Removal
- フラット補正 なし
設定は以下の通り
- 外気温 19.3℃
- センサー温度 22.3℃
- オートガイド PHD2ガイディング
- ディザリングあり
- σクリッピング
- アナログゲイン 400
- オフセット 11
- 露光時間 5.55秒 X 597フレーム
- 総露光時間 45分17秒
- ダーク補正 Hot and Cold Pixel Removal
- フラット補正 なし
夜の気温が下がってきたので結露を心配しましたがまだレンズヒーターは不要でした。
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