さんかく座銀河 カシオペヤ座 キャロラインのバラ星団 ペルセウス座の二重星団 2024/9/9(月)

 昨夜はいつもより遅く21時半に庭へ出て撮影準備を進めながら秋の大四辺形が次第に高度を上げて行くのを待ちました。
使用機材は以下の通り
  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
  • 主鏡 SVBONY SV503 70ED
  • 主カメラ Player One Uranus-C アクティブ冷却システム付
  • 主鏡 補助レンズ なし
  • 主鏡 フィルター SVBONY UV/IRカット
  • ガイド鏡 SVBONY SV165改(30mm口径)
  • ガイドカメラ Player One Neptune-C2
  • ガイドカメラ フィルター Sightron IR640PRO

 最初のターゲットはミラクを挟んでアンドロメダ銀河の反対側に見えるさんかく座銀河 M33です。9/6にも撮影してるけど変なノイズが乗って残念な仕上がりだったので今回はバローレンズ使わないで明るめにして撮りました。M33にちなんで33分間のライブスタックです。
設定は以下の通り
  • 撮影日時 2024/9/8 23:31
  • 外気温 19.1℃
  • センサー温度 23.4℃
  • オートガイド PHD2ガイディング
  • ディザリングあり
  • σクリッピング
  • アナログゲイン 400
  • オフセット 18
  • 露光時間 3.1秒 X 643フレーム
  • 総露光時間 33分12秒
  • ダーク補正 Hot and Cold Pixel Removal
  • フラット補正 なし
 最初の予定ではさんかく座銀河だけで終了する予定でしたがカシオペヤ座やペルセウス座が昇ってきたので他の天体も見たくなりました。

今回初見の カシオペヤ座キャロラインのバラ星団 NGC7789 です。天の川の中なので星がとても多いです。レモン色のバラに青い恒星がアクセントになって美しい。
天頂近くのせいかガイドが安定しなかったのですけど明るい星団なので1分でこれだけ写りました。
設定は以下の通り
  • 撮影日時 2024/9/8 23:54
  • 外気温 18.4℃
  • センサー温度 22.5℃
  • オートガイド PHD2ガイディング(不安定)
  • ディザリングあり
  • σクリッピング
  • アナログゲイン 350
  • オフセット 18
  • 露光時間 2.6秒 X 23フレーム
  • 総露光時間 1分
  • ダーク補正 Hot and Cold Pixel Removal
  • フラット補正 なし

 
そしてペルセウス座の二重星団 hーχ NGC869,884 です。恥ずかしながら私はエイチーエックスだと思っていました。エイチーカイだったんですね。
縦に並んで見えたのでカメラを90°回転させて撮りました。驚くほど美しい星団です。明るいので時間はかからないと見越してガイドなし・ディザリングのみです。
設定は以下の通り
  • 撮影日時 2024/9/9 0:15
  • 外気温 18.4℃
  • センサー温度 22.5℃
  • オートガイド なし
  • ディザリングあり
  • σクリッピング
  • アナログゲイン 350
  • オフセット 18
  • 露光時間 2.0秒 X 98フレーム
  • 総露光時間 3分16秒
  • ダーク補正 Hot and Cold Pixel Removal
  • フラット補正 なし
 日付が変わってからの終了でしたが薄手のトレーナーだけで寒さをしのげる程度の気温(18.4℃)でした。レンズヒーターはまだ不要、でもそろそろだね。
カリフォルニア星雲やプレアデス星団が楽しみになってきました。


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