秋の銀河まつり 2024/9/1(日)

 昨夜の函館はきれいに晴れて夜遅くには我が家の庭からでも星が美しく輝いて見えました。
今日から9月ですが日付が変わる時間帯は気温が20℃くらいで薄手のウィンドブレーカーがないと寒いくらい。
昨夜(2024/8/31)の使用機材は以下の通り
  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
  • 主鏡 SkyWatcher Mak90
  • 主カメラ Player One Uranus-C アクティブ冷却システム付
  • 主鏡 補助レンズ なし
  • 主鏡 フィルター Sightron IR640PRO
  • ガイド鏡 SVBONY SV165(30mm口径)
  • ガイドカメラ Player One Neptune-C2
  • ガイドカメラ フィルター Sightron IR640PRO

 最初のターゲットはペガスス座にあるステファンの五つ子銀河 中央右上から反時計回りにNGC7317,7318A/B,7319,7320 です。実は最初はフィルターにQBP3を使っていたのですが時間をかけてスタックしてもあまり見えてこなかったのでIRパスフィルター に換えました。焦点距離1250mmでも小さく見えます。口径90mmでは淡くて30分スタックしても銀河の腕部分はほとんど見えないみたい。

設定は以下の通り
  • 外気温 20.8℃
  • センサー温度 23.6℃ アクティブ冷却システム
  • PHD2オートガイド 安定
  • ディザリングあり
  • σクリッピング
  • アナログゲイン 550
  • オフセット 33
  • 露光時間 5.35秒 X 352フレーム
  • 総露光時間 31分23秒
  • ダーク補正 Hot and Cold Pixel Removal
  • フラット補正 なし


 次はその東側にある渦巻銀河 NGC7331(Caldwell30)です。なんとか銀河らしい姿に写りました。雲が流れてきたのでスタックは9分で終了。
設定は以下のとおり
  • 外気温 20.7℃
  • センサー温度 23.3℃ アクティブ冷却システム
  • PHD2オートガイド 安定
  • ディザリングあり
  • σクリッピング
  • アナログゲイン 550
  • オフセット 32
  • 露光時間 7.39秒 X 361フレーム
  • 総露光時間 9分7秒
  • ダーク補正 Hot and Cold Pixel Removal
  • フラット補正 なし

 ガイドスコープのSVBONY SV165(30mm口径)をSV165改にしたのでピント合わせが楽になったからガイドスコープとガイド用カメラでアンドロメダ銀河を撮ってみました。
明るい恒星にハロがかかっているけどアンドロメダ銀河は圧巻の写り、本当に視野角が大きいですね。ガイドスコープを撮影に使っているので当然オートガイドはなしです。ディザリングだけかけてます。焦点距離120mmくらいならアライメントに対するズレも少ないのでガイドなしで十分かも知れません。Neptune-C2 は熱ノイズが出やすいのでダーク撮ってリアルタイムダーク補正をかけてます。

設定は以下の通り
外気温 20.3℃
センサー温度 26.7℃ 非冷却
オートガイド なし
ディザリングあり
σクリッピング
アナログゲイン 250
オフセット 29
露光時間 4.0秒 X 361フレーム
総露光時間 28分8秒
ダーク補正 あり
フラット補正 なし


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