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銀塩一眼レフ時代のこと 2023/5/7 日

  私が銀塩一眼レフを使っていた期間は短い。2001年に甥からCANON EOS1000S QD-P を譲り受けてから2005年に新モデルが出て型落ちになったCANON EOS Kiss D を買うまでの4年間。銀塩カメラEOS1000Sを使い始める前は光学3倍ズームレンズのデジカメKODAK DC280Jzoomを使っていました。当時はデジカメ黎明期で性能はそれほど良いものではなかったです。

 まだSNSは無きに等しい時代で、写真の投稿やコメントのやり取りはネット掲示板が主流だったなぁ。それでもコメントしたり、もらったり、写真を投稿しあって楽しいものでした。
そんな中で銀塩写真の良さを教えてくれる人達がいておすすめの一眼レフカメラや交換レンズについて沢山の情報をもらったりしました。そのうちSNSやブログが一般的になってホームページや掲示板が閉鎖され、お互い今はどうしているのかも分かりません。みんな元気かな?

 データはフィルムなのでデジタル化するには手間や費用がかかりました。だからリバーサルフィルムで撮ったものををスライドにしてビューアーで見るという楽しみ方がほとんどでした。これは本当に美しく見えるので楽しかったな。

 フィルムは静電気を帯びやすいのでホコリが付きやすく付いたホコリを取り除くのも大変でした。フィルムをスキャンできるスキャナーを買ってデジタライズするときもホコリとの戦い。
ずぼらな私はそれが嫌でデジタル一眼へシフトしたのでした。


 デジタルカメラの画像とフィルムからデジタイズした画像を見比べると今見てもフィルムカメラの画像は新鮮な透明感と発色、そして色味が良いと感じます。アナログレコードとCDの違いに似ているかも知れません。これは2003年秋にリバーサルフィルムを使って十和田湖で撮った写真です。

 これからはたまにフィルムカメラを使って見たいと思ってます。今はデジタイズもカメラのキタムラでスマホ転送サービスを利用すると手間いらずだから。でもランニングコストは高いからどうしても撮りたいものだけの限定です。

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