こと座のリング星雲 M57 が薄明の終わる頃に丁度良い位置に昇って来るので撮影することにしました。
使用機材は以下の通り
- 鏡筒 SkyWatcher Mak127
- カメラ EOS Kiss X7i HKIR
- フィルター サイトロン QBP III , AstroStreet OIII
- 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
- カメラリモコン Rowa タイマー付きシャッターリモコン
まずはO III フィルターを試してみました。使うのは初めてです。酸素スペクトルの緑を通過するフィルターで惑星状星雲、散光星雲、超新星残骸撮影に向いているとのこと。
で、写した無加工の画像がこれ。焦点距離1500mmでもこんなに小さく見える星雲です。予想以上に暗くてISO 25600で10秒露光、全体に緑色がかってるのは酸素のスペクトルを選択的に透過するフィルターだから? ダークも撮ってDSSでスタックしたけどノイズが多すぎてとても見られない画像ができてしまったのでオミット。このカメラでISO25600はきついのかな? 何故か全体に赤いノイズが多量に出てしまいました。カメラがローパスフィルターを外したHKIRだからかな?
次はQBP III フィルター、無加工画像がこれ。ISO 12800、10秒露光、ISO感度を半分に下げてもO III より明るく写ります。
こちらはDSSでスタックして何とか見られる画像ができました。
29枚中13枚をスタックしてトリム、画像処理したのがこれ。昨年、プラネタリーカメラ PlayerOne Neptune-C II でライブスタックした画像の方が良かったみたい。
まあ、最初は写るだけで嬉しいレベルだったのでそこからは少し進歩しています。
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