空を見ると星がきれいに出ていたので急遽、撮影装備一式をかかえて撮影に。近くの繁華街からの光害がかなりあるので光害カットフィルター・スターリーナイト使用しています。
自動導入経緯台AZ-GTiをセットしてNGC1499、ペルセウス座の散光星雲・カリフォルニア星雲を導入。ISO3200で20秒を100枚、ROWA リモコンTC2001を初めて使いました。キヤノンのキットレンズEF-S55-250mm f/4-5.6 IS STMも随分前から持っていたけど天体撮影に使うのは初めてです。ネット情報によるとかなり大きな星雲なので焦点距離200mm~250mmが妥当ということでこれを使いました。しかも純正レンズなのでキヤノンDPPでデジタルレンズオプティマイザーによる周辺減光や歪みも補正できるのが魅力です。この効果には本当に驚きました。
1枚だとこんな写真ですが60枚取り込んで上位8割の48枚をDSSでスタック後、DPPで補正して更にGoogleフォトで補正したら最初の写真になりました。RAWで撮影したものを長辺2500ピクセルの16ビットTIFで書き出してDSSに入れました。ライト画像、ダーク画像、フラット画像、ダークフラット画像を使ってます。露光時間は合計16分くらいになります。全体に赤味がかってるのはEOS Kiss X7i HKIR改造機で撮影したものをキヤノンDPPでホワイトバランスオートに変更してるせいです。
ホワイトバランスをマニュアルで撮影したままの画像がこれ。明るめの普通の星空に薄っすらと赤い星雲が写ってました。
100枚撮影したのですが後半はレンズに結露の曇りが生じて使えないのが40枚ほどありました。撮影インターバルが23秒だから×40で15分も無駄にしました。寒かったのに・・
レンズヒーター持参していたのに使うの忘れてました。
撮影設定は以下の通り
- 光害カットフィルター・スターリーナイト使用
- 撮影モード マニュアル露出
- Tv(シャッター速度) 20
- Av(絞り数値) 5.6
- 測光方式 中央部重点平均測光
- ISO感度 3200
- レンズ EF-S55-250mm f/4-5.6 IS STM
- 焦点距離 250.0mm
- 画質(圧縮率) RAW
- ホワイトバランス マニュアル
- AFモード マニュアルフォーカス
- ピクチャースタイル 忠実設定
- シャープネス 0
- コントラスト 0
- 色の濃さ 0
- 色あい 0
- 色空間 sRGB
- 長秒時露光のノイズ低減 しない
- 高感度撮影時のノイズ低減 しない
- 高輝度側・階調優先 0:しない
- オートライティングオプティマイザ しない
- 周辺光量補正 デジタルレンズオプティマイザーで処理
- 色収差補正 デジタルレンズオプティマイザーで処理
- ダストデリートデータ なし
- ドライブモード 1枚撮影
- ライブビュー撮影 オフ
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