待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

EOS RP 使ってみてその良さに驚いた 2023/4/16 日

 フルサイズ一眼レフのEOS 6D 無印から フルサイズミラーレスの EOS RP にして10年間の進歩を目の当たりにしました。
 小型軽量化に加えて電子ビューファインダー(EVF)とバリアングル液晶モニターの使いやすさはもちろん、RFレンズのみならずEF-EOS R アダプターを介してEFマウントとEF-Sマウントのレンズが使えます。APS-C専用のEF-Sレンズはフルサイズ一眼レフカメラには装着すること自体できませんでした(写真の左2本がそれ)。また、APS-C専用の他社レンズでは装着できてもフルサイズカメラではケラレが発生してトリミングしなくてはなりませんでした(写真の右端)。
それが今はオートクロップ機能によってAPS-C用レンズでもケラレなしで撮影できるのですね。まあ当然トリミングしたのと同じ画角になって画像サイズは小さくはなりますけど撮影時は快適そのものです。これってNIKONでは昔からあって実は羨ましく思っていました。

 今まではAPS-C と フルサイズでレンズを使い分けていたのですけどこれからは手持ちのレンズ全てが EOS RP で使えてしまうんだな。EOS Kiss X7i の出番が激減しちゃいそうです。X7i を使うのは天体写真用のHKIR改造版だからHαで輝く赤い星雲撮影くらいになっちゃうかも?

 オートフォーカスは高速なデュアルピクセルCMOS AF、2013年にEOS 70D で初めて搭載された機構ですが私は初めてです。フォーカシングが速い。

 使い始めとまどったのは6Dと操作ボタンの位置が違う部分です。
  1. 電源スィッチがレバーではなくダイヤル型
  2. サブ電子ダイヤルが背面でなく右上面の後側
  3. ライブビューボタンはinfoボタンが兼用
  4. 液晶モニター・ファインダーの拡大表示はAFフレーム/インデックス/拡大/縮小ボタンに続いてinfoボタンで倍率が変わる。ダイヤルを回してもAFフレームが移動するだけ
  5. ISO設定ボタンはシャッターボタンの前の小さなマルチファンクションボタンが兼用
  6. モードダイヤル、メイン電子ダイヤル、サブ電子ダイヤルの間に録画ボタン
  7. 絞り込みボタンがない(ファインダーがEVFだから必要ない)
  8. 液晶モニターは顔や手がファインダーに近づくと自動的にオフになる(EVFに自動切り替え)
録画ボタンとマルチファンクションボタンが近くてISO変えようとして間違って録画ボタンを押してしまうことがあります。


 キヤノンのリモコンはジャックの形状で2種類あるのですけど X7i で使っているイヤホンジャック用のプラグみたいなタイプが EOS RP では使えます。6D用のジャックはもっと大きな特殊形状タイプです。写真のリモコンはROWAのインターバルタイマー付きですけどRPはインターバルタイマーが内蔵されているのでリリーススィッチのみの簡単なリモコンだけで良くなるのですね。


 そして一番の驚きはこれ、USB-C接続で充電できるんですね。
バッテリー充電器はAC電源が必要なので電源のない場所で充電したくてもできなかったのでこれはとても便利です。PCに繋いでカメラの電源を入れるとデータ転送やカメラ設定とリモート撮影もできます。
近いうちにPC接続でSharpCap使えるかテスト予定。*後日追記 EOS Web cam ,ASCOM Camera Driver for DSLR とも作動を確認しました。

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