待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

つの字のターンを可能にするには(備忘録) 2023/3/16 木

 ターン弧を深くしていわゆる「つ」の字のターンを可能にするのは何なのか糸口がやっと見えてきました。見えただけでできるようになったわけではありません。
 この図はYotTubeの「鼻血どばどばスキーチャンネル」での説明を絵にしたものです。
 ターンマックスの部分はSL板のサイドカーブでも無理な小半径です。スライドからのカービングが鍵を握っているらしい。

 図の説明をすると
  1. 切替 板を斜面にフラットにする。切替直後はストレートと呼ばれるそうです。
  2. ピボット フラットのまま、エッジを立てることなくブーツを中心に谷回り方向へ回旋スライドさせる。エッジを立ててないので雪を削らず減速もしない。腰の向きとスキーの向きは一致させる。上体の向きは変えないので体幹は胸椎部でねじれる。次のスカービングに向けて角付けするとき体が内側に倒れるのではなく足が外側へ出ていく。ここが一番難しいかも?
  3. スカービング スキッドからカービングへの移行期を表す造語、角付けが40°以下ならスカービングということでほとんどの人が自分はカービングしていると思っているのが実はこれだそうです。私の個人的感覚としてはこの時期には伸びていた外足へ向けてしゃがんで行く感じ。このときに板がたわんで雪煙が外方向へ飛ぶ。上体はスキーへ正対していく。
  4. カービング 板を進行方向へ押し出すと板がシュンと走りながらやや山側へ切れ上がる。雪煙は後方へジェットのように飛ぶ(残される)スラローム選手の場合、角付けは何と70°以上だそうです。そして後半は切り替えに向けてフラットになるポジションへ。

 板をたわませるコツがその直前のピボッティング(スライド)にあるとは思いもしませんでした。ピボットは2級検定の小回りのようなトップを支点にテールをずらすのとは全く違うもので完全にフラットのままブーツを中心に板を回旋させるので緩斜面で練習しておかないとできないと思います。Youtube動画の中ではジョジョの奇妙な冒険・スターダストクルセイダースに出てくる花京院の飴玉レロレロでイメージを説明してます。なるほど!
私の個人的考えですがこの練習はサイドカーブのきついSL系の板よりもGS系の板の方がやりやすいのではないかと思います。

 レールターンの場合はこうなります。ほぼサイドカーブのRに沿った滑走ラインです。フォールラインから最も離れた水平方向近くまで山回りを続けると間延びしたリズムになってしまう。かと言って上級者の深いターン弧と同じリズムでやってみると浅い縦長のターン弧になって最後にはオーバースピードに。
 私の場合、レールターンのシュプールを残せるスキーヤーに憧れて何年もの練習で遂に可能になったんだけど、そこはゴールにはほど遠い場所だったわけで〜やっとこれで〜おいらの旅も終わったのかと思ったら〜いつものことではあ~るけれど〜あーここもやっぱり土砂降りだ〜♪







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