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元々カメラには関心がなくてカメラのことを写真機と呼んでいたほどです。いつの時代の人間、と言われそうですね。遊びに行った時の思い出を記録したいだけだったので携帯性重視でした。
1970年代後半 コダック ポケット・インスタマチックカメラ
学生時代から社会人になるまで使ってました。インスタグラムもデジカメもまだ存在しない時代です。変わった形をしていて双眼鏡のように構えて撮るカメラでした。フラッシュはサイコロ型の4発のカートリッジ式で1回発光すると90度回転するものでした。フィルムは110カートリッジ。
1980年に新婚旅行で沖縄の海に水没して終了。仕方がないので現地で別の小型カメラを購入しました。こっちは普通の小型カメラで詳細は覚えてませんがナショナルのポケットカメラだったかな? ストロボ付いてました。
1996年頃 京セラ P.mini3
中学校の修学旅行へ行く長女のために買ったフィルムカメラ・京セラのP.mini3、ちゃんとAFになっていてパノラマモードもありました。結構良く写ったという思い出があります。
1998年頃 RICHO DC-2E
40万画素程度の初期デジカメです。今ならサムネイルサイズですね。これも双眼鏡のように構えて撮りますが液晶モニターが可動式。
仕事での責任も重くなって来た頃です。自分自身を含めて人間の醜い部分を知って辟易した反動から美しい自然を撮ることに安らぎを求め始めていました。この頃から写真に対する考え方も変わってきたようです。このカメラは2年くらいで壊れてしまいました。
PC Watchに発売時の記事が残ってました。写真はこの記事のものです。
リコー、DC-2シリーズのローエンド機DC-2Eを発売
2000年頃 KODAK DC280Jzoom
230万画素の光学2倍ズーム沈胴式レンズの付いたデジカメ。
壊れたDC-2Eの後継として買いました。メガピクセルを超えるとデジカメの性能は次第に向上してきました。インターネットも普及して掲示板などで情報のやり取りや写真の公開など今ではSNSでやっていることの原型が現れた時代です。ネット情報から私は銀塩カメラへの関心が高まりました。このカメラも4年くらいで動かなくなってしまいました。イーストマン・コダック社も2012年に倒産。人類の歴史が終わるんじゃなくてコダック社の歴史が終わる年だったのね。
2001年 念願の銀塩1眼レフ EOS 1000S QD-P
1992年発売のローエンド1眼を写真部にいた甥っ子から譲り受けました。
Pはパノラマの意味らしいけど切り替えスィッチはなくてオプションのカバーを内部に装着しなくてはならないらしい。これならP.mini3のパノラマモードの方がちゃんとしてるよね。
面白いのはDEPモード、被写界深度優先。半押しして2つのポイントを選択して撮影することで両方にピントのあった撮影が出来ます。それからSFモード、これはソフトフォーカス。2重露光でピントを自動的に少しずらしてソフトな写真を撮れます(実は使ったことない)。
リバーサルフィルムで撮ってスライドにして楽しんだりペンタックスのステレオアダプターを買って立体写真を撮ったりしてカメラの世界が一気に拡大。
これは本当に面白かったけどものぐさな私にはフィルムの管理が思ったより大変。このカメラは今も手元にあってフィルム入れれば使える状態です。
2005年 1眼デジカメEOS Kiss D
EOS Kiss Digital N の発売でたたき売り状態になった無印Kiss Dを安価で購入。背面モニターは撮影画像を見るだけでライブビュー撮影機能はまだありませんでした。
国設蔵王坊平キャンプ場で初めて星を撮れた時は感動でした。長年愛用したカメラなのでカメラやってないけど沼にはまる可能性のある友人に寄贈。はまったカナ?
2013 EOS Kiss X50
右がKiss X50、左はKiss D。
EOS6DmarkIIが近いうちに出るから今が底値と思って買ったけど出たのは2年後でした。
当時のフルサイズとしては小型、ストロボ内蔵しない代わりに高感度撮影でのノイズの少なさ、ライブビュー撮影で露出シミュレーションが効くというのが魅力。
フィールドスコープを使って野鳥や天体を撮影するデジスコもやって見ました。結果としては手振れ補正の付いた高倍率ズームがベターというのが私見。天体撮影で星空雲台ポラリエを使って撮影したとき星がジグザグに移動する写真が撮れて頭に??? でも分かりました。手振れ補正は切らなくちゃ。
2017 EOS Kiss X50 を壊してAPS-C機なくなる
旅行中の列車でトイレの洗面台横に置いたら揺れで洗面台に落ちて自動で出た水に水没して壊れてしまいました(T_T)
2017 代わりに超望遠ズームのコンデジ PowerShot SX60HS
Kiss X50は修理不能ということで保証書の金額で買えるこれを選択。野鳥撮影にはもってこいです。月もイイネ。星はビューファインダーが暗くて見えないからダメ。
画質はさすがにそれなりですが広角から超望遠まで撮れて小型軽量だから山に持って行くには便利。
2020 天体撮影用にEOS Kiss X7i の改造版HKIR APS-C機復活
キヤノンのカメラはローパスフィルターが付いてるから星雲の赤外線領域を撮るのは難しいです。そこでハヤタカメララボからローパスフィルターを取り除いた改造版中古を購入。とてもきれいな状態で付属品も十分、ダブルズームキットでEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM、EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM、バッテリー2個、バッテリーグリップが付属、最高に良い買い物でした。
でもフラット画像の処理で行き詰って天体撮影に使う頻度は少なくなりました。ホワイトバランスをオリジナルに設定すると普通の写真も撮れます。
*後日追記
2023/4/14 初めてのミラーレス EOS RP
フルサイズミラーレス EOS RPが型落ちで大幅に値段が下がったので購入。ミラーショックから解放されました。液晶ビューファインダーはとても便利。外の明るい場所で液晶モニターが反射して見にくい時には特に威力を発揮します。そして軽い、軽さは正義ですね。
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