上弦過ぎの月光下でかみのけ座周辺の銀河・星団を 2025/5/5(月)

 やっと晴れたけど月は既に上限を過ぎて明るさを増しています。時おり流れて来る雲を気にしながらSeestar S30をEQモードで設置。極軸合わせまで、あっという間にできちゃいました。これに慣れちゃうと普通の望遠鏡セッティングがおっくうになってしまいそうで怖いっす。
三脚はいつも使っているカーボンじゃなくAZ-GTi付属の三脚を使いました。この三脚は剛性が低くて重い鏡筒を乗せるとアライメントが難しくなるんです。それで軽いSeestar S30なら良いかなと・・これから本格的に惑星状星雲なんか撮りたくなったらやはり焦点距離の長い鏡筒を使わざるを得ないのでカーボン三脚はそっちで使いたいと思ってます。


 かみのけ座からおとめ座にかけての銀河・星団をターゲットに。空は薄雲がかかってもやっとしています。


まずはかみのけ座の球状星団 M53です。視野角が小さいですね。焦点距離150mmでは全然足りないみたい。本当はもっと大きく見えるはずなんだけど周辺が淡い。
中心部だけトリミングするとこんな具合です。
 次は最近既に撮っている対象だけどかみのけ座黒眼銀河 M64 です。これは必要ないけど1°だけ傾けてフレーミングしています。背景ノイズを軽減する効果が期待できるというYoutube投稿を見た気がするので。
比較のため4/17撮影した画像がこれ。
どうでしょう?
うん、分かんないね。
黒眼銀河って妖怪バックベアードを連想するの私だけ?
 そしておとめ座のソンブレロ銀河 M104。これ失敗。これもフレーミング1°回転させてモザイク合成してるんだけど画角に立ち木が入っていてそれがあちこちに写りこんで滅茶苦茶に。障害物が写りこむ画角でフレーミングは禁忌ですね。
すぐ中止したけどソンブレロの形はまあ写ってます。

 恒星はどう見えるのかを確かめたくて、うしかい座のα星・アルクトゥルスを。1等星なのでかなり明るい。あれれ? 北側に変なフレアが写ってるよ。ナニコレ? 実は最初1本だったのがスタックが進むと2本に・・
 そして昨年から話題の再帰性超新星 かんむり座Tを導入すれどもエラー。おかしいなと空を見たら一面の雲、そりゃエラーになるよね。アルクトゥルスも見えなくなってるんだから。
断念して終了。

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