カルディのレンジで手羽唐揚! 2024/9/27(金)

夏至 へび座の球状星団M5を赤外線の眼で 2024/6/21(金)

 夏至で満月の前日、夏至の満月は驚くほど高度が低いです。わが家から月は完全に隣のビルの陰で見えません。それでも月が昇ると周辺の空は明るく照らされているのが分かります。光害に加えて月明りは星を見るには悪条件なのだ。

 以前、ガイド用のカメラPlayer-One Neptune-C2 にIRパスフィルターを付けると肉眼ではうっすらと見えていた星がくっきり明るく写るというのを経験していたので今日はUranus-CにSightron IRパスフィルターを付けてへび座の球状星団M5を撮影してみました。
IRパスフィルターとフォーカルレデューサーをカメラに装着する順番ですがフォーカルレデューサーが先で次にIRパスフィルターが良いみたい。逆にするとIRパスフィルターのような干渉フィルターは鏡面になっているから干渉フィルター表面からの反射光がレデューサーのガラスに再び反射してカメラに入ってハロを作り出してしまうことがあるみたいです。
結果は上々。薄雲が流れてきたくらいなら画面上の星は見え続けていました。

使用機材は以下の通り
  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
  • 鏡筒 SkyWatcher Mak127
  • カメラ Player-One Uranus-C
  • 補助レンズ AstroStreetフォーカルレデューサー0.5x
  • フィルター Sightron IRパスフィルター

 AZ-GTiとPCの接続はWifiでなくSynscanUSBを使用。今回はSharpCap Proから経緯台の操作ができました。Shrapソルバーも一応動作しましたが結果は? 視野角が狭かったからでしょうか? ちなみにSharpソルバーは視野角0.5°まではそのまま使えるけど0.25°になるとインデックスファイルのダウンロードが必要になります。


 私はSynScanのアライメントを始める前にSharpCapで主鏡とドットサイトファインダーの位置合わせをしています。五稜郭タワーのてっぺんにある赤色の航空障害灯を使うんですけどAZ-GTiの電源をONにするときは経緯台の水平、鏡筒の水平北向きというセッティングが必要と聞いております。でも2スターアライメントを始めるときは最初に鏡筒を水平北向きにセットしてボタンをタッチするようになっているので2スターアライメントでやるならその段階で水平北向きやれば良いんじゃない? と思って試してみたらその通りでした。
1スターアライメントと3スターアライメントの場合はいきなり最初の星へ動いていくので電源投入時に予め水平北向きにセットしておく必要があります。

撮影の設定は以下に
  • アナログゲイン 416
  • オフセット 3
  • フラット補正 なし
  • ダーク補正 Hot Pixel Removal Only
  • 4秒x25フレーム
  • 総露光 1分40秒

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