ソメイヨシノ・八重桜・枝垂れ桜も咲いてる 2024/4/26 金

光害地でUV/IRフィルター使ってのさんかく座銀河M33はきつい 2023/10/13 金


 さんかく座銀河M33は色と形が美しいということで今夜は光害地函館の庭からUV/IRフィルターを使って電視観望に挑戦。結果はかなり厳しかったです。ノイズの嵐の中から銀河を浮かび上がらせるのは大変な作業でした。
 まず導入段階で画面を見てもどこにあるのか分かりません。ヒストグラムストレッチかけても中心部らしきものがうっすら見えるだけ。ヒストグラムを何度も調整してライブスタックするとなんとか全体が見えてきました。UV/IRより光害カット効果のあるQBP IIIフィルター使った方が良かったかも?
ゲイン 320
黒レベル 20
露出 8sx38 5分4
リアルタイムフラット補正
ダーク処理はSharpCapの
ホットピクセル除去のみ

 実はこれライブスタック中にダーク撮るの忘れていたことに気づいて途中で終了したので総露光時間が5分だけになってます。ダーク処理はSharpCap のダーク処理・remove hot pixel onlyになっています。
そして後から気が付いたのですけどダークを撮った方には縞々のいわゆる縮緬ノイズが乗ってしまい、ダーク撮らない方がきれいだったのです。(ダーク撮るときの設定に問題ありなのだけど)SV705Cは元々ホットピクセルが出にくい仕様になっているのでダーク撮らないでremove hot pixel onlyで行けるんじゃないかな?


使用機材は以下の通り
  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
  • 鏡筒 SVBONY SV503 70 ED
  • カメラ SVBONY SV705C
  • フィルター SVBONY UV/IRカットフィルター
  屈折鏡筒SV503 70 ED に天体カメラSV705Cをフォーカルレデューサーなしで使うには最低3cm程度の延長筒が必要みたい。私はVixenのバローレンズからレンズを外したものを使います。


 ついでにプレアデス星団M45も撮りました。1/1.2型センサーで焦点距離420mmはプレアデス星団がぎりぎり入る画角です。経緯台なのでライブスタックすると回転して外から欠けて来るので長い時間の露光はできません。だからたったの48秒。それでも薄っすらと青白い星間ガスが見えてます。
ゲイン 320
黒レベル 20
露出 8s x 6 総露光48秒
リアルタイムフラット補正
リアルタイムダーク補正


使用機材はさんかく座銀河と同じ。

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さんかく座銀河のライブスタックデータはこれ
[SVBONY SV705C]
FrameType=Light
#出力形式
Output Format=PNG files (*.png)
#モード
Colour Space=RGB24
#ビニング
Binning=1
#キャプチャエリア
Capture Area=3856x2180
#パン
Pan=0
#ティルト
Tilt=0
#黒レベル
Black Level=20
#USB速度
USB Speed=2
#フレームレート
Frame Rate Limit=Maximum
#ゲイン
Gain=320
#露出時間
Exposure=8.000s
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=155
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=119
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=155
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
Trail Detection Sensitivity=9
#サテライトトレイルを削除する
Remove Satellite Trails=Off
#背景減算
Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
Planet/Disk Stabilization=Off
#しきい値
Banding Threshold=7.13704758031721
#バンディング除去
Banding Suppression=2
#フラット補正
Apply Flat=C:\Users\Michio.K\Pictures\SharpCapCaptures\2023-10-13\Capture\flats\MasterFlat_22_11_57_offset=1.876%.png
#ホットピクセル感度
Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正
Subtract Dark=Hot Pixel Removal Only
NegativeDisplay=0
#シャドウポイントを表示
Display Black Point=0
#中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.5
#ハイライトポイントを表示
Display White Point=1
#注意
Notes=
SynScan App Driver=RA=00:43:51,Dec=+89:11:03 (JNOW)
TimeStamp=2023-10-13T13:19:14.2028523Z
SharpCapVersion=4.0.9562.0

プレアデス星団のライブスタックデータはこれ
[SVBONY SV705C]
FrameType=Light
#出力形式
Output Format=PNG files (*.png)
#モード
Colour Space=RGB24
#ビニング
Binning=1
#キャプチャエリア
Capture Area=3856x2180
#パン
Pan=0
#ティルト
Tilt=0
#黒レベル
Black Level=20
#USB速度
USB Speed=2
#フレームレート
Frame Rate Limit=Maximum
#ゲイン
Gain=320
#露出時間
Exposure=8.000s
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=159
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=123
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=155
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
Trail Detection Sensitivity=9
#サテライトトレイルを削除する
Remove Satellite Trails=Off
#背景減算
Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
Planet/Disk Stabilization=Off
#しきい値
Banding Threshold=7.13704758031721
#バンディング除去
Banding Suppression=0
#フラット補正
Apply Flat=C:\Users\Michio.K\Pictures\SharpCapCaptures\2023-10-13\Capture\flats\MasterFlat_22_11_57_offset=1.876%.png
#ホットピクセル感度
Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正
Subtract Dark=C:\Users\Michio.K\Pictures\SharpCapCaptures\darks\SVBONY SV705C\RGB24@3856x2180\8.0s\gain_320\MasterDark_5_frames_2023-10-13T13_20_47.png
NegativeDisplay=0
#シャドウポイントを表示
Display Black Point=0
#中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.5
#ハイライトポイントを表示
Display White Point=1
#注意
Notes=
SynScan App Driver=RA=00:43:51,Dec=+89:11:03 (JNOW)
TimeStamp=2023-10-13T13:48:46.7761522Z
SharpCapVersion=4.0.9562.0

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