待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

木星 大赤斑 をMak127 + 2倍バローで 2023/10/18 水

 



 昨夜(2023/10/17)の23時ころから南天で木星の大赤斑が見えるということなので起きだしてセッティング。雲が多いんだけど晴れることを期待して準備を進めました。
  • ゲイン 298
  • 黒レベル 20
  • 露出時間 25.56ms/frame
  • 記録形式はSERで動画撮影

使用機材は以下の通り

  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
  • 鏡筒 SVBONY mak127
  • カメラ SVBONY SV705C
  • 補正レンズ Vixen 2.0x バローレンズ
  • フィルター SVBONY UV/IRカットフィルター

 焦点距離1500mmのMak127を使うのは久しぶり。惑星を撮るにはまだ足りないのでVixen 2.0xバローレンズを使用。これで3000mm。惑星なのでフィルターはUV/IRカットフィルターにしました。SharpCapを更新した直後(Ver.4.1.11079.0)で今回は変わっているところが多くてちょっとドギマギしました。

 バローレンズは鏡筒がSV503ではないので裏技でなく通常の使用方法です。しかし3000mmでの天体導入は難しい。ちゃんと向けたつもりでも画面は真っ暗で星一つみえない状態が続きました。仕方ないのでバローレンズ外して木星を導入後にバローを装着してピント合わせ。
経緯台で追尾しても少しずつずれるものですけど焦点距離が長いと移動速度が意外に速いので大変でした。PHD2ガイディングを使うとどうなのかな? でも惑星は恒星とは移動速度が微妙に異なるからどうなんだろう?

 とりあえずずれを考慮して位置決めをしてからSER形式で動画撮影。時刻は既に日付が変わる頃でした。これ自体は数分で完了します。大変なのはそれからの画像処理。SER動画ファイルをPIPPで前処理してMOV形式で保存。それをRegistax6でスタックしたら全然ダメのずれずれでした。そこでAutoStakkert!3で696フレームだけスタック。これは見事に成功、そういえば以前もそうしてました。
スタック画像を今度はRegistax6に入れてWavelet処理して画像をはっきりさせました。


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撮影の情報はこれ

[SVBONY SV705C (01230A5CB90B57F9EE221009002c)]
FrameType=Light
#出力形式
Output Format=SER file (*.ser)
#モード
Colour Space=RGB24
#ビニング
Binning=1
#キャプチャエリア
Capture Area=3856x2180
#パン
Pan=0
#ティルト
Tilt=0
#露出/ゲインシフト
Exposure/Gain Shift=0
#黒レベル
Black Level=20
#USB速度
USB Speed=2
#フレームレート
Frame Rate Limit=Maximum
#ゲイン
Gain=298
#露出時間
Exposure=25.5620ms
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=230
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=132
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=102
#露出したピクセルをマスクする
Mask over exposed pixels=Off
#フリップ(ダーク/フラット後)
Flip (after dark/flat)=None
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
Trail Detection Sensitivity=9
#サテライトトレイルを削除する
Remove Satellite Trails=Off
#背景減算
Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
Planet/Disk Stabilization=Off
#しきい値
Banding Threshold=7.13704758031721
#バンディング除去
Banding Suppression=0
#フラット補正
Apply Flat=C:\Users\Michio.K\Pictures\SharpCapCaptures\2023-10-18\Capture\flats\MasterFlat_00_10_55.png
#ホットピクセル感度
Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正
Subtract Dark=Hot and Cold Pixel Removal
DisplayStretchEnable=1
NegativeDisplay=0
#シャドウポイントを表示
Display Black Point=0
#中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.5
#ハイライトポイントを表示
Display White Point=1
#注意
Notes=SynScan App Driver=RA=13:29:14,Dec=+47:37:57 (JNOW)
TimeStamp=2023-10-17T15:15:33.8467841Z
SharpCapVersion=4.1.11079.0
StartCapture=2023-10-17T15:15:33.7318851Z
MidCapture=2023-10-17T15:16:44.5983197Z
EndCapture=2023-10-17T15:17:55.4647543Z
JDStartCapture=2460235.135807
JDMidCapture=2460235.136627
JDEndCapture=2460235.137448
Duration=141.733s
FrameCount=696
ActualFrameRate=4.9106fps
TimeZone=+9.00





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