待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

UV/IR フィルター使って亜鈴状星雲をライブスタックしたけど・・ 2023/7/9 日

  昨夜も晴れたのでUV/IR カットフィルターを使ってこぎつね座の亜鈴状星雲 M57 をライブスタックして見ました。うっすらと高層雲がかかっていたようです。北極星が光害にまみれてはっきり見えないレベルです。

使用機材は以下の通り

  • 鏡筒 SV BONY SV503 70 ED
  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
  • カメラ SVBONY SV705C
  • 補助レンズ vixen 2.0x バローレンズ
  • フィルター SVBONY UV/IRカットフィルター
 3スターアライメントでアライメント星はデネブ、アルタイル、アルクトゥルスにしました。2スターアライメントでは最初に鏡筒を水平北向きにセットすることを求められますけど3スターアライメントはいきなり最初のアライメント星へ向かいます。水平北向きがしっかりできていれば結構いい位置に向いてくれるけど焦点距離が840mm(420x2倍バロー)ともなるとSV705Cのセンサー内には入ってこなくてファインダー覗きながら導入しなくてはなりません。高度の高い星を導入する時にはファインダーを覗く姿勢が大変。しかも時々、AZ-GTiとスマホのwifi接続が途切れるんだよね。スマホが悪いのかな?

 アライメント完了後、デネブを導入して見たらスクリーン内に入るけど真ん中じゃなくて端に近かったです。このズレを覚えておかないと見えない星雲の導入では苦労します。


 デネブでピント調整、150-100mm口径対応のバーティノフマスクを70mm径のSV503 70 EDに使えるようにテキトー工作しました。キャンプマットを切って穴開けただけです。でもちゃんと使えました。
ピント合わせたらついでにこれでフラットも撮ります。刺し子用の枠にレジ袋張っただけ。

 さて、こぎつね座の亜鈴状星雲は5日前にDualBPフィルターでライブスタックしましたが今回はUV/IRカットフィルターで鏡筒とプラネタリーカメラも違います。焦点距離は割と近いかな(前回は750mm 今回は840mm)。

 Synscan ProでM57を導入。街明かりと高層雲のためにヒストグラムストレッチをかけても導入できたのか否か分かりません。ビニングを2にして露光時間を短くしてやり上下左右のボタンで少しずつ動かすとノイズの中をそれらしい姿が動くので真ん中にしたらビニングを戻してライブスタック開始。するとおぼろげながら亜鈴状星雲の姿が見えてきました。
ここでライブスタックを停止してダークをキャプチャし適用。
再度ライブスタック開始。焦点距離が前回より長くなったせいか少しずつずれて行くのが早いです。
 6分近くスタックしてできたのがこれ。
ゲイン 402
露光 3.9秒 x 89 総露光5分43秒
ずれのため使えない部分をトリムして取り除いてます。
写ってないっですって?大丈夫です、写ってますよ😃
 CANON DPPで補正したのがこれ。色は良い感じですがやはり光害の街中で星雲にUV/IRカットフィルターはきついですね。星団や銀河なら良いけど。
色は良い感じなので光害のないキャンプ場ならUV/IRカットフィルターが良いかも?
街中でも、もっと露光時間を延せば良くなるとは思いますがどんどん右側へずれて行くので中止しました。
いよいよPHD2オートガイディングを考えなくてはダメかもしれません。
・・と言うことで今回は失敗だよね。いやいや失敗は成功のもとです。

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