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カーボン三脚とIRパスフィルター近赤外線の眼で電視観望 2023/7/21 金

  昨夜の函館は久しぶりの晴れ、そして涼しいを通り越して寒かったです。
Sightronのカーボン三脚とIRパスフィルターで電視観望しました。
使用機材は以下の通り

  • 鏡筒 SVBONY ガイドスコープ SV165
  • カメラ Player One Neptune-C2
  • フィルター Sightron IRパスフィルター720nmまたはSightron DualBPフィルター
  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
 ガイドスコープをメイン鏡筒にしてファインダーなしでの電視観望は導入が上手くできるのか不安でしたが2スターアライメントをやってみたら意外なほど簡単にできました。ファインダーの代わりにSV165を取り付けたアリガタプレートにストローを貼り付けてます。これはYoutubeのレンキンTVのぼすけさんが紹介していた方法です。北向きに合わせるところだけ北極星を目印にしましたがストローで大体合わせられました。アライメントスターは北極星とデネブ、いきなり画面のほぼ中央近くに導入してくれました。焦点距離が120mmと短いので画角が広いのもあるけどNeptune-C2のイメージセンサーは1/1.8インチと小さいので見える範囲は限られています。
それでも頼れる精度が出たのはがっしりとした三脚のお陰だと思います。試しにわし座のアルタイルを導入、おぉ、ど真ん中に入ってくれました。IRパスフィルターで近赤外線をとらえていますが予想以上に星が明るく沢山見えていました。仮に薄雲がかかっていても頼れる相棒になりそうです。

 それでは近赤外線の眼で見たはくちょう座のサドル付近を。これはライブスタックではなく1枚撮りです。

アナログゲイン 376
露光 2秒

Hαの赤い色はIRパスフィルター720nmでははじかれて写りません。

 DualBPフィルターで撮ったのがこれ。フィルター交換したらフォーカスを微調整する必要がありました。

アナログゲイン 376
露光 4秒x60 総露光240秒

Hαの赤い色が出ています。はくちょう座の真ん中にこんな色があるなんて。

 次は近赤外線で見たはくちょう座の北アメリカ星雲 NGC7000 です。

アナログゲイン 376
露光 2秒x180 総露光360秒

Hαは653nmなので写らないけどメキシコとユカタン半島あたりがうっすら白く見えてます。見えるかな?

 DualBPフィルターで撮ったのがこれ。
周辺画像にはコマ収差が出ています。

アナログゲイン 376
露光 4秒x115 総露光460秒

もっと鮮やかに写らないかな?
QuadBPだとどうなのか近いうちに試してみたいと思います。


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コメント

ながお さんの投稿…
久しぶりに来てみたらまた天体写真頑張ってますね🙂
Sightronのカーボン三脚 カッコいいですね 昔から天体望遠鏡にはがっしりした三脚が良いと言われてます
自分は望遠鏡出さないでもっぱらここのブログで癒されてます😅
Michio Kobayashi さんの投稿…
ありがとうございます。カーボンだから軽いと思いきや意外と重かったです。でも軽すぎると転倒の危険があるから良いと思います。AZ-GTi用の三脚はよれよれするので導入精度もそれなりかなと思いました。実際、精度が良くなった気がします(^^)