待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

SharpCap Pro でフラット補正のテスト 2023/6/23 金

 天体写真の出来を向上するにはフラット補正を避けて通るわけには行かないらしい。
過去に一眼レフを使って直焦点撮影した画像の処理にフラット画像を適用してみたけど変なカブリが出たりして上手くできずに諦めていました。
 最近、SharpCap Proでリアルタイムフラット補正が簡単にできるという情報を入手したので試してみました。有料版でのみ使える機能のようです。鏡筒はSVBONY SV503 70 ED ,カメラはSVBONY SV705C 、それにVixen2.0XバローとSVBONY UV/IRフィルターをセットしました。2.0Xバローのレンズはバロー本体から取り外してSV705Cのノーズに取り付け、バロー本体にUV/IRフィルターを装着してます。Vixen2.0Xバローをそのまま使うと合焦できません。
使うsharpcapはVer.4.0。メニューのキャプチャにフラットフレームキャプチャがあります。キャプチャの前に望遠鏡の対物レンズに白いレジ袋を被せるのだそうです。

フラット画像取得のために事前に買っておいたアイテムがこれ。刺し子の枠です。

これにレジ袋(私は白いごみ袋)を切ってセット、キャプチャを押すとヒストグラムが表示されるのでピークが30~40パーセントあたりに来るように露光時間を調整してカラーバランスの自動設定ボタンを押します。キャプチャーを開始するとデフォルトでは10フレーム撮影してマスターフラットを作成、自動的に適用してくれます。光学系が一緒ならマスターフラットを保存しておいて使いまわしも可能なのでは?

出来たマスターフラットはこれ。センサーに汚れがありますね。実は納品された時から付いてました。調べてみたらセンサーの前にある保護ガラスの裏側らしく取り除くことができませんでした。


 フラット補正をして撮影したのがこれ。

 フラット補正をオフにして撮影したのがこれ。白い丸は後でレタッチしてます。丸の中に汚れが写ってます。フラット補正でセンサー汚れも補正されているのが確認できました。周辺減光も補正できているのかはこの画像では分かりませんが、これかなり便利です。SV705Cの出番が増えそう。



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