待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

へび座の球状星団 M5 今年初のライブスタック 2023/6/26 月

  北海道には梅雨がないと言われてますけど6月の道南は蝦夷梅雨と言って雨が多くなります。そんな日々の中で星がきれいに出る日は何としても頑張らなくては。
 というわけで上弦近くの月が輝く昨夜、今年初の電視観望を敢行しました。
最近の電視観望ではZWOのASIAIRを使うのが定番のようですけど私はノートPCとSharpCap なのでテーブルと椅子が必要になります。いつもは軽量折り畳みのアウトドアテーブルとヘリノックスを使うんだけどテーブルの組み立てが面倒。

 家の庭で電視観望するなら手軽に持ち出して設置できた方が便利・・という訳でこんな物を使って見ました。
息子が使わないからと持ってきた超ミニサイドテーブルです。マウスを使わずタッチパネルで操作しなくてはならないんですけどね。左下のはAC出力可能なモバイルバッテリーです。このノートはUSB-Cから給電できるのでACアダプターは不要。

 天板は何と10インチタブレット縦置きサイズ。意外にも私のノートPCを載せても安定していて使いやすいのです。
 今回の使用機材は以下の通り

  • 鏡筒 SVBONY SV503 70 ED
  • カメラ SVBONY SV705C
  • 補助レンズ Vixen 2.0xバロー
  • フィルター SVBONY UV/IRカットフィルター
  • 経緯台 AZ-GTi

 アライメントは3スターアライメントでやりました。へび座の球状星団 M5 を導入、PCのライブビュー画面にはそれらしい姿は見えませんが、ヒストグラムストレッチのボタンを押すと・・・おぉ~! ちゃんと導入されていました。SharpCapの操作がタッチパネルだけでできるのか心配だったけど可能でした。微妙なスライド操作はちょっとやりづらいかな。
 そしてSharpCap Proのリアルタイムダーク補正だけでなくリアルタイムフラット補正もやってみました。鏡筒にレジ袋被せてキャプチャーのフラットフレームキャプチャを選択するだけで出来ちゃいます。ヒストグラムのピークを30%あたりにセットしました。キャプチャーするときライブビュー画面がかなり明るい白になっていて心配でしたがまあ問題なく適用できたみたいです。保存されたフラット画像を確認したら前回同じ光学系で日中撮影したフラットとほとんど同じものができてました。

 ゲイン402, 露光2.5秒, 61フレーム 総露光152秒 のライブスタック画像をキャプチャーしたのがこれ。回転によるずれの部分をトリミングして取り除いたものです。周辺減光とセンサーの保護ガラスに付いたゴミは補正できているみたい。




 上弦前日の月もSER形式の動画で撮ってDSSでスタック、Registax6でWavelet処理したけど上が切れちゃってる。バローいらなかったな。



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