アクティブ冷却システム使用のファーストライトは網状星雲 2024/8/2(金)

 函館港まつりの真っ最中ですが午後9時頃に星が見えたのでアクティブ冷却システム装着のUranus-C ファーストライトです。夜になっても蒸し暑い季節になりました。
本日の使用機材は以下の通り

  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
  • 主鏡 SVBONY SV503 70ED
  • 主カメラ Player One Uranus-C アクティブ冷却システム付
  • 主鏡 補助レンズ レデューサーAstroStreet GSO 0.5X
  • 主鏡 フィルター Sightron DualBP
  • ガイド鏡 SVBONY SV165(30mm口径)
  • ガイドカメラ Player One Neptune-C2
  • ガイドカメラ フィルター Sightron IR640PRO


 夏の大三角がほとんど真上に見えてます。ターゲットははくちょう座 網状星雲(東)NGC6992 です。このところこればっかり撮ってますけどオートガイド、ディザリング、冷却の効果を比較するためです。
オートガイドのお陰で、ライブスタックが長くなると背景をぶち壊しにする縮緬ノイズが撃退できました。ディザリングでクールピクセルのノイズも目立たないようです。冷却効果は外気温24℃で、冷却しなければ30℃近くにはなるセンサー温度が25.1℃と抑えられています。熱ノイズの発生を抑えてくれているようです。ライブスタックの総露光時間はもっと長くしてみたかったのですが天頂近くまで昇ってしまったので打ち切りにしました。経緯台は天頂が苦手です。
設定詳細は以下の通り
  • 外気温 24℃
  • センサー温度 25.1℃ アクティブ冷却システム
  • PHD2オートガイド
  • ディザリングあり
  • σクリッピング
  • アナログゲイン 441
  • オフセット 21
  • 露光時間 8.0秒 X 46フレーム
  • 総露光時間 6分8秒
  • ダーク補正 Hot and Cold Pixel Removal
  • フラット補正 なし


 さてお次は季節が進んで次第に早い時間から昇って来るようになったアンドロメダ銀河M31です。フィルターはDualBPのままだったけど銀河向きじゃないのでUV/IRカットフィルターかIRパスフィルターにすれば良かったと反省してます。
設定は以下の通り
  • 外気温 23.6℃
  • センサー温度 27.0℃ アクティブ冷却システム
  • PHD2オートガイド
  • ディザリングあり
  • σクリッピング
  • アナログゲイン 376
  • オフセット 25
  • 露光時間 8.0秒 X 63フレーム
  • 総露光時間 8分24秒
  • ダーク補正 Hot and Cold Pixel Removal
  • フラット補正 なし
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