待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

G310R ODAXのアジャスタブルレバーセットに交換

 

 G310Rのクラッチのミーティングポイントは私には少し遠くて使いづらかったのでODAXのアジャスタブルレバーセットに交換しました。結果は・・ブレーキレバーはODAX、クラッチレバーは純正にしました。なぜクラッチレバーは純正に戻したかも含めて詳しく書いてみたいと思います。

 G310R専用のレバーセットなのでクラッチレバーの交換についての写真付き説明書も入ってました。レバーを交換した後でクラッチレバーのマウントを兼ねるミラーマウントステーを2本の固定ボルトを緩めて外側へずらすと書かれてます。ずらさないとレバーをいっぱいに握ったときにウィンカーやライトのスィッチのハウジングにぶつかってしまうんです。
 それに純正レバーに比べてレバー長が短いのでずらした方が握りやすくなります。写真は純正レバーで最初の写真と比べるとかなり長さが違うのが分かりますね。ODAXのレバーは転倒時に切損しないようにレバーが上向きに折れ曲がるようになっています。

 ブレーキレバーの長さも比べてみるとこんなに違います。これもミラーマウントステーを外側にずらした方が握りやすくなります。

 作業を完了してエンジン始動、説明書にはクラッチスィッチに非対応と書かれてましたが1速に入れてエンジンを止めてスターターONにしてもセルは回らず、クラッチレバーを握るとセルが回るのでクラッチスィッチは有効のようです。これは重要ですよね。発進時にエンスト(G310Rは極低回転のトルクが薄いので発進エンストを私は良くやらかします)したときにわざわざNに入れなくてもクラッチレバーを握ってセルを回すと良いので助かります。
 さて、これでよーし!とエンジン止めようとしたらNに入りません。以前、クラッチのミーティングポイントを近づけるためにクラッチワィヤーの微調整をしたらNに入りづらくなったことがあって赤男爵のメカニックさんに聞いたらBMWのクラッチミーティングポイントはかなり狭い範囲で微妙だから少しずらしただけでそうなると聞きました。今回もそれだなと思って微調整を繰り返せどもNに入りません。またまた赤男爵に電話。純正でないレバーに変えるとそうなることがあるということで純正レバーに戻してから微調整したらNに入るようになりました。
レバーの位置が最初より外側になったことで純正レバーでもクラッチの操作が楽になりました。という訳でクラッチレバーは純正に戻すことにしました。これなら最初から位置をずらすだけで解決できたってこと? ま、ブレーキレバーはアジャスタブルで操作しやすくなったから良しとしましょう。ある意味、人柱として役立つなら本望です。

コメント