天頂は地上物なのね 2025/8/3(日)

 

 赤道儀モードのAZ-GTiと天体望遠鏡で天体撮影するときにLEDトレース台を使ってフラット撮影をしようと鏡筒を天頂に向けるとき、今まではその時間帯に天頂にある天体を導入していましたが単純に天頂に向けるだけならSynscan Proのユーザーオブジェクトの地上物に天頂を登録しておくと簡単。というわけでAXIS1,AXIS2にどんな数値を入れればよいのか考えました。
経緯台なら単純に90°上に向ければ良いけど赤道儀は既に観測地の緯度だけ傾けて設置しているから仰角は90ー緯度ということになるはず。そしてホームポジションのままでは物理的に鏡筒を真上に向けられないから赤経を90°回しておく必要があると思います。
で得られた答えは
AXIS1 = 0 (ホームポジションは-90だから)
AXIS2 = 90-緯度 = 48°12′ (観測地が函館の場合)
これを地上物の天頂  として登録してみました。

 同様にホームポジションも設定すると
AXIS1 =  -90
AXIS2 =  90 (赤道儀が正確に水平設置されている場合)
赤道儀の水平が怪しい場合はAXIS2 を微調整して鏡筒を水平にする必要がありそう。

 まだ実地で試してないので試したらまたレポします。


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