先日はSynscan Pro のオートアライメントが使えなかったのでPlayerOneのASCOMカメラのプロパティを設定し直してテストしました。結果は成功、またオートアライメントの恩恵にあずかれるようになりました。もうオートアライメントとプレートソルビングがないと赤道儀を使う気になれません。
今夜の使用機材は以下に
- 赤道儀 SkyWatcher AZ-GTi 赤道儀モード
- 鏡筒 SVBONY SV503 70ED
- カメラ PlayerOne Uranus-C Pro
- 補助レンズ Sightron 0.75x レデューサー
- フィルター SVBONY UV/IRカットフィルター
- レンズヒーター Neewer レンズヒーター
当初はかに星雲を撮影しようと思ってたんだけど遅い時間になるのでさんかく座銀河 M33を。センサー温度を-10℃まで下げているのでスタックで高感度ノイズ低減するまでの所要時間が短くなりました。オフセットを10にしたけどもっと低くて良かったみたい。ホントはもっと長い時間かけてスタックしたかったんだけど極軸アライメントがテキトー過ぎてズレが大きくなって10分だけに。
詳細は以下に
- 撮影日時 2025/10/13 21:27
- センサー温度 -10℃
- 外気温 10.5℃
- アナログゲイン 350
- オフセット 10
- リアルタイムダーク補正 あり
- フラット補正 なし
- 1フレーム2秒 総露光時間 10分
- トリミング あり
天頂近くまで昇ったアンドロメダ銀河 M31を。
詳細は以下に
- 撮影日時 2025/10/13 22:44
- センサー温度 -10℃
- 外気温 10.0℃
- アナログゲイン 350
- オフセット 3
- ダーク補正 Hot and Cold Pixel Removal
- フラット補正 なし
- 1フレーム4秒 総露光時間 15分
- トリミング あり
この後で中々成功しないフラット撮影をやって見ました。最初に出る説明を良く見るとゲインは低くするように書かれてました。失敗した時は撮影天体と同じアナログゲインにしていました。下げてみたら良さげです。フラット撮影のために天頂に向けた鏡筒をアンドロメダ銀河に向けようとしたところ鏡筒が下を向き始めました。
あれれ?
これってSynscanの設定でデュアルエンコーダーをONにしてない時に起こるやつ。
確かにONにしたよね。
タスクバーを調べてみたら操作中に誤ってSynscanを2つ起動してました。Synscanは複数起動できちゃうんだった。2つ目は接続してない状態で、接続が切れたのかと思って接続しちゃった。こっちはデュアルエンコーダーOFFなのでAZ-GTi内のアライメントデータが混乱したらしい。
最初からやり直してアンドロメダ銀河を導入しようとしたらいつの間にか全天が雲に覆われていて終了。まぁ、フラット撮影のコツをまたひとつ覚えたから良しとしましょう。
例によってSeestar S30に頼んでおいたのはカシオペヤ座 Sh2-157 くわがた星雲です。ShカタログはSeestarでは選べないのでバブル星雲の近くをアトラスで見ながら画面で選択、だからUnknown というフォルダーに保存されてました。これは難しい対象のようで中々見えて来ませんでした。くわがたのくわが上側にあります。色覚異常検査表みたいで良く分からないですね。
詳細は以下に
- 撮影日時 2025/10/13 22:26
- ZWO Seestar S30 EQモード
- 4K画質機能 あり
- AIデノイズ なし
- DBPフィルター
- 1フレーム20秒 総露光時間 1時間16分20秒
- トリミングなし
午後11時に撤収する頃の外気温は9.8℃、冬用のコート着てニット帽被ってたけど体が冷え切ってました。これから冬にかけては対象天体を一つに絞らないと体に悪そうですね。
ランキング参加してます。ポチッとしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村
コメント