昨日は盆の入りの8/13、わが家は7月盆なので墓参はもう済ませてます。
昨夜も晴れて星がきれいだったので珍しく2日連続の天体撮影でした。
前日の雲台とカメラ部分の衝突ストレスが赤道儀に深刻な障害を与えていないかチェックするという目的もありました。
昨夜の使用機材は以下のとおり
- スマート望遠鏡 ZWO Seestar S30 赤道儀モード
- 赤道儀 SkyWatcher AZ-GTi 赤道儀モード
- 鏡筒 SVBONY SV503 70ED
- カメラ PlayerOne Uranus-C アクティブ冷却システム付
- フィルター SVBONY UV/IRカットフィルター
- 補助レンズ Sightron フォーカルレデューサー 0.75x
今回はオートアライメント、アルタイルの導入、極軸アライメントまで正常に機能、赤道儀は壊れてないようです。
ところが鏡筒を天頂に向けてフラット画像撮影を済ませて目標天体導入に入ったら鏡筒が地球の裏側を向いて行きました。以前にも同じことがあって家のWifiとPCの接続が途切れて位置情報が失われたことが原因と考えて位置情報を再度取得後、アライメントからやり直したら正常に戻ったことがありました。
しかし今回は位置情報再取得後も鏡筒が下を向きました。アライメントが異常になった原因は位置情報ではなかったということです。これについては思い当たることがあるので再度確認して正しかったらレポします。
今回は極軸アライメントまでは正常に進行していたので極軸バッチリならばアライメントをしなくてもホームポジションから目標天体導入も出来るはずと考えて最初の目標天体・こぎつね座のコートハンガーCr399を導入、プレートソルビングが使えたので無問題です。
Crカタログはコリンダーが作った散開星団の天体カタログで私は初見でした。しかもSynscanはCrカタログを指定することができないので予めStellariumのデータからユーザーオブジェクトとして登録したものを使用。
Cr399は真の星団ではなく離れた星同士が偶然に並んで見えるアステリズムと呼ばれるものらしい。
導入は成功、画像を確認するとあれ? 上下逆さまです。コートハンガーとしては逆さまに見えるはずなのに正立したコートハンガー画像になってる。??? カメラの取り付け向きを間違ったのかと思ったけど正しかったです。そういえば鏡筒を天体に向けるのに近い側から回らず山手線の逆回りで隣の駅に向かうような変な動き方をしてました。ケーブルが三脚に巻き付いて冷や冷や。
北を上にした本来の見え方に戻したのがこれ。私には夜の海に並んだ漁火のように見えます。
予想していたよりも美しい姿でした。
詳細は以下に
- 撮影日時 2025/8/13 21:52
- 外気温 23.0℃
- センサー温度 26.6℃
- フラット補正 なし (フラット画像あったのに設定忘れて)
- リアルタイムダーク補正 あり
- アナログゲイン 350
- オフセット 3
- 2秒 x 111フレーム 総露光 3分42秒
- トリミング 左右を少し
次はたて座のわし星団 M11 、へび座のわし星雲 M16とは違います。
これも南を上に写っていたので北を上に直したのがこれ。
詳細は以下に
- 撮影日時 2025/8/13 22:04
- 外気温 23.0℃
- センサー温度 26.4℃
- リアルタイムフラット補正 あり
- リアルタイムダーク補正 あり
- アナログゲイン 350
- オフセット 3
- 2秒 x 109フレーム 総露光 3分42秒
- トリミング 左右を少し
ZWO Seestar S30 にも同時に働いてもらいました。
わし座ζ(ゼータ)星周辺です。わし座からたて座、いて座にかけては天の川の濃い部分で星がびっしりです。
詳細は以下に
- 2025/8/13 21:44
- Seestar S30 EQモード
- UVIRカットフィルター
- 4K画質
- AIデノイズ
- 1枚10秒 総露光35分50秒
- Seestar S30 EQモード
- DBPフィルター
- 4K画質
- AIデノイズ
- 1枚10秒 総露光10分20秒

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