Seestar S30 のアクティベーション 2025/4/5(土)

 ZWOのSeestar S30 が2025/2/21に日本でも販売されるようになるということでその前日に発注しました。ビクセンから発売のものをシュミット経由で購入、発送予定は4月中旬と連絡来てましたが3月下旬に届きました。
 
 最初にアクティベーションが必要ということで下調べしていたので初回起動が今日まで遅れました。Youtubeの天リフVideoから星見屋さんのS50のものを参考にしました。ほとんど違いはないみたいです。事前にZWOから出ているアンドロイドアプリ Seestar をインストールしておく必要があります。取扱説明書もZWOからダウンロードできます。ダウンロードにはシリアルナンバーが必要なのでメモっておきましょう。本体に貼られているWifiアクセスポイントの下8桁がそれです。

 初回起動でアクティベーションされます。これにはスマホとのBluetooth接続が必要なのでWifiと共にONにしておきます。
 まずは本体の電源スィッチを1秒押し、一度離して2秒長押し(2回目以降の起動は3秒長押しだけ)。これで接続準備完了です。スマホのSeestarアプリを起動して接続を選択。

本体のリセットボタンを押すように表示されます。ボタンを押すとすぐにアクティベーションは完了、続いてWifi接続になります。Wifiは2.5GHzと5.0GHzのいずれかが選択可能なんだけど日本国内では屋外では5.0GHzは使うと違法になります。パスワードをコピーというボタンがあるので押してコピーしておきます。初期パスワードは単純なザルパスワードなので設定で変えておけるならそうした方が良いでしょう。
Bluetoothで自動的にWifi接続まで完了できる仕様なんだけど私の場合はスマホのWifi接続設定からSeestarS30を選択してパスワード入力が求められました。ここでコピーしておいたパスワードを貼り付けて接続するだけです。
接続するとロットによってはファームウェアの更新が始まります。これはしばらく時間がかかりました。
あとはZWOへのアカウント登録ですね。これもスマホアプリからできます。しなくても使えると思うけどしておいた方が重宝するでしょう。
参考にしたYoutube動画は複数あるけど重要な注意喚起が2点あって有用な動画がSmart Life Studio に。ひとつは水平調整が三脚の脚長調節だけでは難しいかもということ、もう一つは他の三脚を使用する場合の注意点です。
天文趣味の人ならSkyWatcherのAZ-GTiと付属の三脚がある人も多いと思いますがAZ-GTiの三脚は中央部が凹んでいてSeestar底部の小さなターンテーブルがここに入って本体部分が外側の凸部分と干渉して水平回転に支障がでる可能性があるということです。


 とりあえず使う準備はできました。使い方はまだ良く分かってません。

 室内でカーボン三脚に載せて操作してみると、三脚付属の水準器で水平をチェックしてから載せてアプリから水平を確かめると緑色のが2個隣り合わせで表示、数値は1。ゼロが完全水平では重なって表示されるらしい。2以上だと白い〇になります。緑だからまぁ合格レベルだけど1未満にするにはレベリングベースが必要かな?
 あとファームウェアのアップデートで赤道儀モードも使えるらしい。極軸合わせも簡単にできるみたいです。赤道儀使ったことないので良く分かりませんけど。

 Seestar S30の焦点距離、レンズ径、センサーの諸元を入れてStellariumでシミュレーションしてみたら春の銀河シーズン、おとめ座銀河団のマルカリアンチェーンがどう見えるか調べてみました。センサーはスマホの縦長の画角にセットされているようなので深夜の遅い時間だとうまく収まると予想できます。
ワクワク。

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