Seestar S30 赤道儀モードのファーストライト 2025/4/17(木)

 ZWO Seestar S30 のEQ(赤道儀)モードでのファーストライトです。最初の対象はしし座の三つ子銀河、ハンバーガー銀河 NGC3628、M66、M65 です。4/9にばら星雲を撮影した時にも見たんだけど月明かりによる被りが酷くてスタックを中断しました。今日はそのリベンジです。三つ子のそれぞれの特徴は写っています。20秒x45枚で15分間のスタック。


 もちろん最初に極軸合わせをしました。これが驚くほど簡単、赤緯軸と方向のズレを表示してくれるのでそれぞれを補正すればOKです。誤差が小さくなると緑色で表示されます。

 あとは天体を選択して観測アイコンをタッチして待つだけ。導入後はマークアイコンをタッチするとアノテーションが表示されます。


 次はかみのけ座エッジオン銀河NGC4565、30秒x40枚 20分。その細長い姿から針銀河とも呼ばれているようです。

 撮影風景。赤道儀モードだとこんなに傾いてるんですね。三脚の脚を一本北向きにしなければならないわけです。それでも軽いからバランスウエイトが必要ないので助かります。


 同じくかみのけ座の黒眼銀河 M64、30秒X30枚 15分のスタックです。中心部近くの暗黒帯がなんとか写ってます。


 最後は先日、経緯台モードで撮影しているおおぐま座の回転花火銀河 M101。この天体は淡いのか40分スタックしてもなかなかくっきり見えません。AIノイズ除去をかけると銀河周辺の淡い部分がノイズと一緒に消えてしまうので普通の画像補正でやってみました。
人工衛星の軌跡が北側に2本。
AIノイズ除去したのがこれ。
人工衛星の軌跡は薄めの1本消えました。
光害のない真っ暗な郊外で再チャレンジしてみたいと思います。

 
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