待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

土星と木星をmak127と3.0Xバローで 2023/11/9 木

 以前(10/26)に月の撮影に使ったSVBONYの3.0xバローとSkyWatcher mak127 で土星と木星を撮影してみました。焦点距離は1500x3で4500mmになります。前回テストした時は満月に近い月だったので明るくて盛大にゴーストが出てしまいましたが惑星だとどうなるかです。結果から言うとゴーストは出ませんでした。でも過去にVixenの2.0Xバローを使ったのと比べて特に良いという印象もありません。

 画像は今日撮影した土星、トリミングしてます。
ゲイン 300、露出 269msで撮影した動画から315フレームスタック してます。

使用機材は以下の通り
  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
  • 鏡筒 SkyWatcher Mak127
  • 補助レンズ SVBONY 3.0Xバロー
  • フィルター SVBONY  UV/IR

土星はこれから地球に対する傾きが次第に減って行き2025年には水平方向から見ることになって輪がほとんど見えなくなるそうです。

 最初から天体カメラSVBONY SV705Cに3.0Xバローを装着したら映像が酷いノイズの砂の嵐でピントが合ってないのかはたまた導入できてないのか全く判別できませんでした。アライメントと導入まではバローなしでやらないと駄目ですね。


 次に木星。これもトリミングしてます。大赤斑は午後6時頃は見えていたはずですけど裏に回ってしまいました。
ゲイン 300で露出 38.8msの動画から225フレームスタック しました。
使用機材は土星撮影と同じです。

 mak127は微動のフォーカサーがないのできちんとピント合わせるのが大変。
大赤斑がないと物足りないですね。
雪が降る前にCANON EOS RP に2.0Xテレコンと2.0Xバロー組み合わせてmak127を使って焦点距離6000mm、4K動画での撮影をやってみたいと思っております。
 sharpソルブのテストは今回は見送って焦点距離420mmのSV503を使って星雲撮影で行う予定です。

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土星撮影のSharpCapセッティングはこれ
[SVBONY SV705C (01230A5CB90B57F9EE221009002c)]
FrameType=Light
#ディベイヤーモード
Debayer Preview=On
#出力形式
Output Format=SER file (*.ser)(Auto)
#モード
Colour Space=RAW8
#ビニング
Binning=1
#キャプチャエリア
Capture Area=3856x2180
#パン
Pan=0
#ティルト
Tilt=0
#露出/ゲインシフト
Exposure/Gain Shift=0
#黒レベル
Black Level=0
#USB速度
USB Speed=1
#フレームレート
Frame Rate Limit=Maximum
#ゲイン
Gain=300
#露出時間
Exposure=269.0850ms
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=196
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=113
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=117
#露出したピクセルをマスクする
Mask over exposed pixels=Off
#フリップ(ダーク/フラット後)
Flip (after dark/flat)=None
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
Trail Detection Sensitivity=9
#サテライトトレイルを削除する
Remove Satellite Trails=Off
#背景減算
Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
Planet/Disk Stabilization=On
#しきい値
Banding Threshold=10
#バンディング除去
Banding Suppression=0
#フラット補正
Apply Flat=None
#ホットピクセル感度
Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正
Subtract Dark=Hot and Cold Pixel Removal
DisplayStretchEnable=0
NegativeDisplay=0
#シャドウポイントを表示
Display Black Point=0
#中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.008168845506771499
#ハイライトポイントを表示
Display White Point=0.265625
#注意
Notes=
TimeStamp=2023-11-09T10:22:56.1905365Z
SharpCapVersion=4.1.11239.0
StartCapture=2023-11-09T10:22:56.0331389Z
MidCapture=2023-11-09T10:23:38.6134280Z
EndCapture=2023-11-09T10:24:21.1937171Z
JDStartCapture=2460257.932593
JDMidCapture=2460257.933086
JDEndCapture=2460257.933579
Duration=85.161s
FrameCount=315
ActualFrameRate=3.6989fps
TimeZone=+9.00

木星撮影のSharpCapセッティングはこれ
[SVBONY SV705C (01230A5CB90B57F9EE221009002c)]
FrameType=Light
#出力形式
Output Format=SER file (*.ser)(Auto)
#モード
Colour Space=RGB24
#ビニング
Binning=1
#キャプチャエリア
Capture Area=3856x2180
#パン
Pan=0
#ティルト
Tilt=0
#露出/ゲインシフト
Exposure/Gain Shift=0
#黒レベル
Black Level=0
#USB速度
USB Speed=1
#フレームレート
Frame Rate Limit=Maximum
#ゲイン
Gain=300
#露出時間
Exposure=38.7530ms
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=256
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=128
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=128
#露出したピクセルをマスクする
Mask over exposed pixels=Off
#フリップ(ダーク/フラット後)
Flip (after dark/flat)=None
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
Trail Detection Sensitivity=9
#サテライトトレイルを削除する
Remove Satellite Trails=Off
#背景減算
Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
Planet/Disk Stabilization=On
#しきい値
Banding Threshold=10
#バンディング除去
Banding Suppression=0
#フラット補正
Apply Flat=None
#ホットピクセル感度
Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正
Subtract Dark=Hot and Cold Pixel Removal
DisplayStretchEnable=0
NegativeDisplay=0
#シャドウポイントを表示
Display Black Point=0
#中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.001
#ハイライトポイントを表示
Display White Point=0.002
#注意
Notes=
TimeStamp=2023-11-09T10:47:31.5775167Z
SharpCapVersion=4.1.11239.0
StartCapture=2023-11-09T10:47:31.4346980Z
MidCapture=2023-11-09T10:48:01.2924923Z
EndCapture=2023-11-09T10:48:31.1502866Z
JDStartCapture=2460257.949669
JDMidCapture=2460257.950015
JDEndCapture=2460257.950361
Duration=59.716s
FrameCount=225
ActualFrameRate=3.7679fps
TimeZone=+9.00

コメント

ながお さんの投稿…
惑星でゴースト確認したんですね ゴースト出なくて良かったですね 土星は環が見ずらくなってきましたね。でもまだ口径127ミリならなんとかカッシーニの空隙みえるかなぁ!?
木星はガリレオ衛星が木星本体に見え隠れするタイミングや衛星が木星本体に落とす影なんかは興味深いです!
Michio Kobayashi さんの投稿…
カッシーニの空隙や衛星の影をきれいに写した写真もSNSで散見します。冬は気流の影響が強くなってゆらゆらが増すようですね。
函館はこの頃天気に恵まれずさっぱりです。