花も色々咲いてきた 2024/4/28 日

下弦少し前の月をEOS RPで 2023/11/5 日

 下弦を迎えるのは今日の夕方ですが私の家からはその時間見えないので少し早いですけど早朝2時に撮影開始。

 実は以前から気になっていたのですけどフルサイズのEOS RPで月を動画撮影してそれをスタックしても同じようにコンデジのPowerShotSX60HSで動画撮影してスタックした画像に劣るのです。PowerShotSX60HSはフルサイズ換算の焦点距離1350mmという優位性を持ってますけどセンサーサイズでは遥かに上のEOS RPが劣るというのが納得できませんでした。

 で、動画のサイズを比較して愕然としました。EOS RPの動画はHD画質1280x720でフレームレート30fps、PowerShotはFHD画質1920x1080でフレームレート60fpsでした。
これでは負けるわけです。そしてどういうわけか私のEOS RPと撮影に使ったレンズの組み合わせではFHD画質が選択できずHDか4Kだけでした。実は4K(3840×2160)で表示できる機材は我が家にはありません。だから4Kを選択してなかったのですけど4Kで焦点距離の長いレンズならばフレームレート30fpsでも十分に太刀打ちできるはずです。

 そんなわけで今回の使用機材は以下の通り
  • カメラ Canon EOS RP 
  • マウントアダプター Canon EF-EOSR
  • テレコンバージョンレンズ Kenko TELEPLUS HD 2X
  • レンズ Tamron 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD

 三脚にセットして追尾なしで動画撮影。EOS RPはリモコンで動画撮影開始できないのでスマホとbluetooth接続してアプリ・Canon Camera Connect のbluetoothリモートコントローラーを使います。ついでですけど、このアプリはスマホのGPSデータをカメラに転送することもできるスグレモノです。


 これで1分間ほどの動画を撮影してPCに取り込みPIPPで前処理後、Autostakkert!3でスタック、Registax6でWaveletとクロップ処理、CanonDPP4で強調処理したのがこれ。
まあ良いんじゃないでしょうか。


 ついでにRAW画像で撮影した静止画像データ54枚をスタックしてできたのがこれ。似たようなもんですが、こっちの方が少しだけ良いかも?
 画角確認のためにクロップする前の画像がこれ。スタックでズレの分だけ必然的に少しトリミングされてます。

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動画撮影のカメラ設定情報はこれ
撮影モード 動画 4K
Tv(シャッター速度) 1/15
Av(絞り数値) 13
測光方式 中央部重点平均測光
露出補正 0
ISO感度 100
ISO感度自動設定 オフ
レンズ TAMRON 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD B028
焦点距離 800.0mm
画像サイズ 3840x2160からクロップ
動画撮影モード マニュアル露出
動画圧縮形式 MPEG-4 AVC/H.264
動画圧縮率 標準(IPB)
記録時間 60.7 秒
フレームレート 23.976

静止画撮影のカメラ設定情報はこれ
撮影モード マニュアル露出
Tv(シャッター速度) 1/50
Av(絞り数値) 13
測光方式 評価測光
露出補正 0
ISO感度 160
ISO感度自動設定 オフ
レンズ TAMRON 18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD B028
焦点距離 800.0mm
画像サイズ 3888x2592からクロップ
クロップ/アスペクト 1.6倍(クロップ)
画質(圧縮率) RAW
FEロック オフ
ホワイトバランス オート(雰囲気優先)
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャースタイル 忠実設定

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