待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

二ヤマオートキャンプ場今年最後の星見キャンプ 2022/10/13 水


 帯状高気圧の影響で雲のない空が期待できるということで2022/10/12〜10/13 二ヤマオートキャンプ場で星見キャンプ。
 星が見え始める時間が大幅に早くなりました。今回の目標天体はみずがめ座のらせん星雲 NGC7293、惑星状星雲の中でも距離が700光年と近いからとても大きく見える星雲です。0.5Xレデューサー付けても画面いっぱいでした。9.7秒を133フレームスタック、総露光時間は約20分。万華鏡写輪眼みたいな形ですね。
 テント設営時には風が4m/sくらいと強めだったけど望遠鏡のセッティングが完了する頃には2m/sくらいになるという予報どおりに良い条件になってくれました。

使用機材は以下の通り

  • 鏡筒 SkyWatcher mak127sp
  • 架台 SkyWatcher AZ-GTi
  • カメラ PlayerOne Neptune-C II
  • 補助レンズ Astrostreet フォーカルレデューサー0.5x
  • フィルター Sightron QBP III
  • GPSレシーバー G-STAR IV 
 Windows版Synscan ProのバージョンアップでPCの位置情報が取得可能になったので遠征地でGPSレシーバーが活躍できるようになりました。

 らせん星雲はこの時期が見頃らしいのですが高度がそれほど上がらないので自宅周辺では街明かりのために見えないみたい。アナログゲインは360〜380あたり、露光時間を8〜10秒と長めにしてライブビューでヒストグラムストレッチをかけると星雲の虹色がうっすらと見えました。位置合わせしてダーク撮影してからオフセット調整、そしてライブスタックという流れが無意識にできるようになってきました。ライブスタック開始すると次第に美しい姿が浮き上がってきます。でもこれ真っ暗な中で見てるから明るく見えるけど思ったより暗く写ってました。ちょっと明る過ぎかなと思うくらいで丁度よいみたい。

 アナログゲイン380あたりから少しずつゲインを下げて露光時間を長く変えて3セットライブスタックしました。やっぱりアナログゲイン低めで露光時間長めの3回目が一番良かったです。
19:30頃の撮影で、本当は20:30頃に一番高度が高くなって好条件になるはずなんですけどね。

 月も山の端を明るく照らしながらお出ましに・・
当初は月も撮影する予定だったけど体が冷え切って限界でした。これはスマホ撮りの函館山と夜景です。
翌朝の気温は5℃でした。今年の星見キャンプはこれで終了かな?


 翌朝のキャンプ場、利用者は私一人。
夜中にはあの林の中からピィイイイー!と鹿の鳴き声が何度も響いてきました。

 ニヤマ高原スキー場ときじひき高原、紅葉はまだ始まったばかり。



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らせん星雲の撮影設定情報はこれ
[Neptune-C II (IMX464)]
FrameType=Light
#ビニングモード
Binning Mode=Average
#ビニング
Binning=1
#モード
Colour Space=RGB24
#キャプチャエリア
Capture Area=2712x1538
#出力形式
Output Format=FITS files (*.fits)(Auto)
#パン
Pan=0
#ティルト
Tilt=0
#反転
Flip=None
#温度
Temperature=13.1999998092651
#USB速度
USB Speed=100
#オフセット
Offset=45
#フレームレート
Frame Rate Limit=Maximum
#アナログゲイン
Analogue Gain=363
#露出時間
Exposure=9.707s
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=75(Auto)
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=0(Auto)
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=146(Auto)
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
Trail Detection Sensitivity=9
#サテライトトレイルを削除する
Remove Satellite Trails=Off
#背景減算
Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
Planet/Disk Stabilization=Off
#しきい値
Banding Threshold=10
#バンディング除去
Banding Suppression=0
#フラット補正
Apply Flat=None
#ホットピクセル感度
Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正
Subtract Dark=D:\SharpCapCaptures\darks\Neptune-C II (IMX464)\RGB24@2712x1538\9.7s\gain_363\MasterDark_10_frames_14.6C_2022-10-12T10_06_04.fits
NegativeDisplay=0
#シャドウポイントを表示
Display Black Point=0
#中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.5
#ハイライトポイントを表示
Display White Point=1
#注意
Notes=
SynScan App Driver=RA=00:00:00,Dec=+00:00:00 (JNOW)
TimeStamp=2022-10-12T10:30:32.0912436Z
SharpCapVersion=4.0.9392.0

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