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晴れていたので天体撮影用品一式かかえて近所のグラウンドへ。日が沈むと月齢4日あたりの月が西の空高くに輝き始めました。
まずは練習を兼ねて月の撮影をしました。月ならばアライメントしないでも、synscan pro で天体に月を選択して導入ボタンは押さずにAZ-GTiのクラッチを緩めて月をファインダー内に収めてからマニュアルで位置調整してポイント&トラックボタンにタッチすれば月時で追尾してくれます。
SkyWatcher Mak90を使って直焦点法で撮影したのがこれ。39枚をRegistax6でスタック後、キヤノンDPPとGoogleフォトで編集しています。
トリミングも少しだけね。
対物レンズの焦点距離は1250mm、APS-CカメラのEOS Kiss X7i を使っているのでフルサイズ換算では1750mmくらいになるのかな?
次に、正立プリズムにアイピースを装着して見ました。
アイピース40mmに0.5×レデューサーを装着して80mm相当にすると倍率は15.6倍。月全体がきれいに見えます。地球照もはっきりと。スマホアダプターでコリメート撮影を試したけど画角に占める月の大きさが小さ過ぎて上手く行きませんでした。
25mmのアイピースもテスト、80mm相当に比べたら結構大きく見えましたがこれもスマホでは撮れませんでした。
10mmのアイピースにしたらスマホで撮影成功。倍率が大きくて月の一部しか見えませんが解像感はとても良く細かな部分までよく見えました。ちょっとゴミみたいなの写ってるけど正立プリズムに付着したゴミかも?
さあて、今度はアライメントをしっかり取って深宇宙オブジェクトを見ます。3スターアライメントでやりました。アライメント途中で補助エンコーダーを有効にするのを忘れていたのでONにしたけどこれが後でトラブルの原因になったみたい。
3スターアライメントにはぎょしゃ座のカペラ、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカを選びました。後で知ったんだけど目標天体に近い恒星を1番目に選ぶと良い結果が得られるそうです。
さてと、40mmのアイピースに0.5×レデューサーを装着して、目標天体にしし座の三つ子銀河を導入。ん? 見えないよ。試しに月を導入したらとんでもないことが起こりました。月は西にあるのに鏡筒は南に向いて更に水平より下に動こうとしたので中止。明らかにアライメントが狂いまくってます。あ〜、アライメントの途中で補助エンコーダーをONにしたのがいけなかったかも? 補助エンコーダーは最初にONにすべきらしい。それに観測途中でクラッチを緩めて他の天体に向けたりしないのならONにしない方が正確な導入につながるらしいです。
とにかく、アライメントリセットしてから、やり直しです。3スターアライメントを完了したらおおぐま座の尻尾・北斗七星が良い位置まで昇ってきました。目標天体を子持ち銀河M51に設定して再挑戦。
その前にいくつかの恒星を導入してみて自動導入の精度をテスト。今度はまあまあ良いです。
さあ子持ち銀河を撮るよ。1回の露光時間は10秒で100枚以上撮りました。インターバルがあるので所要時間は20分くらいでしょうか。
100枚中68枚をDSSでスタックしてキヤノンDPPとGoogleフォトで編集したのがこの写真。色は変だけど渦巻きが良く写ってくれました。
撮影情報はこれ
- カメラ Canon EOS Kiss X7i HKIR
- 撮影日時 2022/05/05 21:00:56
- 撮影モード マニュアル露出
- Tv(シャッター速度) 10.1
- 測光方式 中央部重点平均測光
- ISO感度 12800
- 画質(圧縮率) RAW
- ホワイトバランス マニュアル
- AFモード マニュアルフォーカス
- ピクチャースタイル 忠実設定
- ライトフレーム100枚、ダークフレーム20枚、フラットフレーム36枚、ダークフラット21枚
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