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山の保険については今年の春からずっと考えてました。コロナの影響で山も自粛ムードだったので延ばし延ばしだったけど遂に決断しました。
自粛ムードの中でも山岳遭難のニュースが度々流れて捜索・救助の莫大な費用について考えさせられる今日このごろです。ヘリコプターが一回飛ぶだけで100万円以上の費用が必要ということで、加えて捜索に関わってくれる人々への支払いや謝礼を合わせると助かったにしても後が大変そうです。もっと困るのは見つからないケースです。72時間のタイムリミットを過ぎたら生存している確率はかなり低くなるわけですけど死亡ではなく失踪扱いになるのですね。仕事は解雇になって退職金もなく、死亡保険金も7年経過しないと支払対象にならないらしいということで家族に掛かる負担は大変なものになります。
そんなわけで保険を色々と調べてみました。
- モンベルの山岳保険 救援者費用保証500万円限度、捜索費用100〜200万円限度のもので安いプランは年額6000〜10000円程度 保険料は高額ですが保証は結構厚いようです。
- ヤマレコの山岳保険 救援者費用500万円限度(登山計画書提出で1000万円限度に)の年間タイプは4000円。日帰り〜3泊4日のワンタイム保険は660〜1600円と格安ですけど救援者費用は100万円限度。
- JROの山岳遭難対策制度は保険ではなく相互扶助という形式ですが捜索・救助費用は実費のうち550万円限度で初年度は入会金2000円、年会費2000円、2年目以降は年会費2000円+前年の事後負担金(だいたい750円〜1500円 ここ数年は600円程度)になります。
保険金は安いほうが良いですけど救援者費用保証が100万円では足が出そうです。
保険料だけで年額6000円以上は私には重いです。
というわけでヤマレコの年間タイプとJROが残りました。初年度はどちらも4000円ですが2年目以降はJROが安いです。
さてここでもう一点考えるのは前述した見つからないと困るという事を極力回避するために用意しておきたいのは上空から見えない場所でも発見できるビーコンの使用ですね。
ココヘリというサービスがあって会員証がビーコンになっていて県警や消防のヘリから発見してもらう確率を高くすることができます。スタンダードタイプは初年度のみ入会金3000円、会費は5000円のところ現在は初年度のみ3650円のキャンペーン中。その他初回のみビーコンの会員証の送料200円がかかります。
そしてJRO+ココヘリ一括入会でココヘリの入会金3000円が免除というキャンペーンもやっています。
というわけでこれに決めました。
JRO 入会金2000円、年会費2000円
ココヘリ 初年度会費3650円 会員証送料200円
の計7850円です。
2年目以降は2000円+5000円+600円程度の事後負担金で7600円位になります。
安心して山に行くために、自分が山で死なないために、家族を路頭に迷わせないために決心しました。
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