待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

AZ-GTiのアライメント精度向上とプレートソルビング 2022/8/26 金



プレートソルビングが使えなかった原因 

 昨日の天体撮影ではプレートソルビングを使ってません。実はSharpCap Proを起動したときのメッセージがこれ。Windows版Synscanを起動していてそれがAZ-GTiに接続した状態でないとこのメッセージが出ます。OKを押すとエラーを無視してSharpCapの起動はできます。この状態ではSyarpCapはSynscanと連動していないのでプレートソルビングが使えません。 ソフト起動の順番が問題なのですね。

必ず
Synscan Proを起動→AZ-GTiに接続→SharpCapの起動 
という順番です。

私の場合はAZ-GTiをステーションモードにして使っているので、その前にルーター用スマホをテザリングモードにしてパソコンのwifiをこれに接続する必要があります。この時もSharpCapを終了してSynscan Proから先に起動してやり直せば良かったはずです。


アライメント精度が向上した原因
 プレートソルビングが使えない状態でも困らないほど天体導入の精度が良かったのはアライメントが良かったからに他なりません。

 アライメントはSVBONYのクロスヘアアイピース20mmを使いました。十字のレクチルが表示されるのでアライメント用の天体を正確に中央に導入するのに役立ちます。精密導入にはアイピースを覗きながらコントロール用スマホのSynscanで行いました。但し、導入成功の★マークのタッチはパソコン側のSynscanから行いました。

 SharpCapはSynscanと連動しなかったけどStellariumは連動していました。Stellariumから目標天体を選択して望遠鏡操作で導入すると鏡筒の向いている場所が表示されますが大抵はSharpCapの画面で正確に位置合わせするとStellariumに表示される鏡筒の向きを示すアイコンは目標天体からずれた位置になります。でもこの日はほぼ一致した場所を示していました。

 コントロール用スマホからアライメントまでやっていまうとパソコン側のアライメントは初期の北向き水平のままになっているからではないのかと思います。だとするとパソコン側はアライメント作業をやってないのと同じです。
*後日追記 Synscan Proのメニュー・ユーティリティーにPM(Pointing model)sharingという機能があって、これでもう一方のSynscan Proも同じアライメント情報を共有できるらしいです。



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