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北海道駒ヶ岳の本当の山頂・剣ヶ峰に登るルートは砂原岳寄りから入って山頂標識を越えて剣ヶ峰の森町側を登るルートと剣ヶ峰中央やや右寄りのルンゼを登るルートがあります。ルンゼのルートは過去2回登ったことがありますが若い頃のことなのでもう記憶も不確かです。山頂標識までは前回行ったのでルンゼルートを目視確認するために剣ヶ峰下まで行ってみました。それから隅田盛へ行って昭和4年の大火口とそれにつながる昭和17年の噴火でできた巨大な亀裂の写真を撮るのが目的です。
8:04、6合目登山口に車を置いて出発。晴れています。今日も昼食は降りてから食べることにしているので荷物は軽めです。
8:32、8合目銚子口コース分岐を通過。銚子口コースは廃道になっています。そう言えばJR銚子口駅も廃止が決定したようですね。学生時代にはこの駅から銚子口コースで駒ヶ岳に登ったものです。
9:14、馬の背到着。ほぼ標準タイムで登れるようになりました。写真は9合目を越えた辺りから見た剣ヶ峰です。行動食と水分補給、カメラをザックから出して1分で出発。行先は剣ヶ峰中央の下部です。
途中で見えた昭和17年噴火の大亀裂。
昭和4年火口近くから前方に歩いて行く登山者が見えます。
9:37、剣ヶ峰中央下部に到着。見上げると剣ヶ峰の威容。ここから双眼鏡でルンゼルートを調べます。
見えた! ルンゼルートに取り付けられたロープも見えます。ルンゼ下には崩れ落ちた岩がごろごろ。昔から見るとずいぶん崩落したのかも知れません。双眼鏡で見るとロープの先に最後の岩登りがかなり大変そうです。仮に登れたとしても降りられない感じがします。もうこれは私の歯が立つルートではないと思いました。登ってる最中に崩落が起これば絶体絶命ですね。他の登山者の報告によると特に左上の岩塔は根元が下の岩とつながってない状態らしい。
あれ?ガスがかかってきたぞ。
右から順にP1,P2,P3,P4です。P1がホントの頂上。
10分間の観察と写真撮影の後、急いで隅田盛へ向かいました。
途中で見えた鹿部の町。1640年の寛永噴火ではここを岩屑なだれが下って噴火湾に突入、大津波を起こして甚大な被害をもたらしたそうです。
隅田盛にガスがかかり始めたよ。
馬の背から隅田盛に向かうと道に沿ってかなり大きなクラックが走っています。
ガスがどんどん濃くなって行く。
雲に覆われて見えなくなる前に360°パノラマ撮影を。
10:31、隅田盛に着くも時すでに遅し。雲で噴火口は見えません。しばらく様子をうかがうも天候が回復する気配はないので戻ります。
10:59~11:02、馬の背で下山準備。カメラをしまってグローブを装着。転んだ時の用心ね。
11:37、6合目登山口に戻ってきました。馬の背から35分で降りてきました。
本日の歩行距離は6.9km、消費カロリーは1022kcalでした。
ヤマレコのマップはこれ
北海道駒ヶ岳 馬の背から隅田盛への途中 クラックの向こうに噴火口 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
10:31、隅田盛に着くも時すでに遅し。雲で噴火口は見えません。しばらく様子をうかがうも天候が回復する気配はないので戻ります。
10:59~11:02、馬の背で下山準備。カメラをしまってグローブを装着。転んだ時の用心ね。
11:37、6合目登山口に戻ってきました。馬の背から35分で降りてきました。
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