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バーナードループはオリオン座を囲む巨大な散光星雲で人間の肉眼では視認できない赤外線領域の光を放っています。EOS Kiss X7i HKIRはそれをカットするローパスフィルターなしに改造しているので写せるのではないかと午前2時に起きてトライ。
まずファインダーを覗いて失敗したなと思ったのがレンズの焦点距離です。タムロンの70-300mmを持ってきましたがAPS-Cだと広角側はフルサイズ換算で約100mm 、オリオン座全体が入りきらないのです。次回はもっと広角のレンズで撮ることにしました。とはいえ折角撮影に来ましたから撮ってみました。
いつものように光害カットフィルター スターリーナイトと星座雲台ポラリエを使用。
今回はライトフレーム、ダークフレームの他に帰ってきてからタブレットに表示した均一なグレーを撮影してフラットフレーム、そしてキャップしてダークフラットフレームも撮ってみました。
DSSで処理してみるとフラットフレームが良くないらしく周辺減光が補正されるどころか四隅が明るく飛んでしまいました。
というわけでいつものライトフレーム24枚とダークフレーム4枚だけで処理したのがこれ。かろうじて三ツ星の東側にそれらしき赤い色が写ってました。撮影情報はこれ
カメラ機種名 Canon EOS Kiss X7i HKIR
ファームウェア Firmware Version 1.1.5
撮影日時 2020/11/17 2:15:07
撮影モード マニュアル露出
Tv(シャッター速度) 10
Av(絞り数値) 4.0
測光方式 中央部重点平均測光
ISO感度 6400
レンズ TAMRON SP70-300mm modelA005
焦点距離 70.0mm
クロップ/アスペクト 3:2
画質(圧縮率) RAW
ホワイトバランス 太陽光
AFモード マニュアルフォーカス
ピクチャースタイル 忠実設定
色空間 sRGB
長秒時露光のノイズ低減 しない
高感度撮影時のノイズ低減 しない
高輝度側・階調優先 0:しない
ドライブモード 連続撮影
ライブビュー撮影 オフ
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