待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

急斜面ショートターンについて

 まだ35°位の斜面でショートターンを決めることができたわけではありませんが、見通しがついてきました。

 中・緩斜面ではカービングのショートターンも出来ていましたが急斜面では次第に行き詰って破綻してしまうのでした。暴走か或いは間延びしたターンになってしまうわけです。

 Harald Harb さんのYoutube: ski plactice(Feature 1) Road to carving で動画のキャプションにはThe Two footed Release とタイトルされたムービーを見て実際に練習をやってみたらショートターンの切り替えがうまくできるようになってきました。

 それについて考えてみました。中・緩斜面ではカービングのショートターンができているのは切り替えで自動的にスキーが体の下に戻ってくるからです。

急斜面ではカービング要素だけでショートターンをするのは技術的に高度になります。浅回りでカービングするのは簡単ですがリズムが早くなってスピードコントロールが出来なくなります。

それではと、深回りでカービングさせるにはスキーを撓ませる必要があり、ターン前半には前、中盤には後ろ、そして切り替えでセンターに重心を移動させるという忙しい操作が要求されるのではないかと思います。上級者はそれを的確に行っているのでしょう。

私の場合はズレを伴うショートターンにすればスピードコントロールして急斜面でも可能になるはず。今までできなかったのは切り替えでスキー(ブーツ)の真上で斜面に垂直に立つことが出来てなかったからでしょう。

そこで切り替えの前にエッジングを終了してスキーをフラットにする感覚を磨けば楽に次のターンに入っていける。

という理屈ではないかと思います。

練習はフォールラインに直角にスキーを止めて両スキーの谷側エッジが噛んでいる状態からエッジングを緩めて先落しながらHarald harbさんのPhantom move (内足を少し引いて内膝を外に倒しスキートップの小指側エッジを雪面に当てる)でターンを始動するという方法になります。

両側エッジを緩める時
重心が前にあればトップから、センターなら横滑り、後ろにあればテールから落ち始めるはずです。先落しできたら斜面に垂直になるようにして外足でバランスをとります。

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