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昨夜は午後10時からおうし座の超新星残骸 M1 かに星雲 撮影にチャレンジ。以前から見たかった憧れの天体です。
ここのところしばらくは雲のかかる日が多くて天体写真はお預けでしたがスッキリと晴れて星も明瞭に見えてました。
使用機材は以下の通り
ここのところしばらくは雲のかかる日が多くて天体写真はお預けでしたがスッキリと晴れて星も明瞭に見えてました。
使用機材は以下の通り
- 鏡筒 SVBONY SV503 70 ED(420mm)
- 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
- フィルター Sightron QBP III
- カメラ SVBONY S705C(1/1.2"センサー)
- 延長筒 Vixen 2.0xバローのレンズを外したもので代用
ライブスタックの設定は以下の通り
- ゲイン 300
- ダーク補正 Hot and Cool Pixel Only
- フラット補正 なし
- 露出時間 8秒
- 62フレーム 総露光 8分16秒
最初は2xバローも付けてたけど導入してヒストグラムストレッチをかけてもノイズにまみれてどこにあるのか分からなかったので外してみました。
それでストレッチかけたらぼんやり明るい領域が見えたのでそのまま続行。
SharpCap の新機能 シャープソルバーを試してみましたが私の電視観望用PCではASCOM 経由の望遠鏡操作ができなくて失敗でした。ツールからプレートソルブのみにすると一応成功はして鏡筒が向いている位置情報は得られています。でもプレートソルブ後再同期にすると経緯台が動かず駄目でした。synscan ascom ドライバが落ちてしまうようです。設定の問題なのかハードウェア的問題なのかは今のところ不明です。*後日追記 2024年6月のソフトウェアアップデート後には電視観望用PCもプレートソルブできるようになりました。
自宅内で画像処理に使っているメインPCは安定して動くんですけどね。USB-Cからの電源供給はできないPCだからACアダプターが必要だし重いから電視観望には使ってないんです。でもプレートソルブ使えるなら次回こっち使ってみようと思います。
さてライブスタックに入ってヒストグラムストレッチの後でカラーバランスの自動調整をタップしたらグリーンが多すぎなのでかなり下げてやりました。背景が黒に近いグレーになるまで調整するのは職人技です。調整後、スタックデータをリセットして次第にはっきりと星雲の姿が現れるのを見ているだけで楽しいですね。光害地の庭からこれが撮れるのはQBP IIIフィルターのお陰です。
かに星雲M1は1054年に出現した超新星SN1054の残骸ということですが出現直後から3週間くらいは昼間でも見えるほど明るかったらしいです。今の姿は肉眼では見えませんが電視観望では色彩豊かな独特な形状が楽しめます。
2時間ほど外にいたら放射冷却のため気温が下がりスキーウェアとニット帽で防寒対策万全と思いきや低体温症になりかかってましたよ。車のガラスと器材バッグには霜がついてキラキラしてました。レンズはヒーターのお陰で無事。カイロと電熱ヒーター付き手袋も持ってたのに忘れていました。
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