待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

オリオン大星雲とばら星雲 SV705C 2022/11/25 金

 

 昨夜は星空が広がりました。時折雲が流れてきても少し待てば美しく輝く星が見えたのでオリオン大星雲M42とばら星雲NGC2237をライブスタックしました。
 この画像はオリオン大星雲、ゲイン431、7.78秒を62フレーム、総露光時間は483秒です。
 使用機材は
  • 鏡筒 SVBONY ガイドスコープ SV165
  • カメラ SVBONY SV705C
  • フィルター Sightron QBP3
  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
 SV165改はピント合わせが速い反面、バローレンズを使うと合焦しません。2倍バローを使いたかったので純正SV165に戻して日中に天体カメラ使ってピント合わせを済ませておきました。アイピースでは少しピントがずれるのですが少しだけ引き出してやれば合焦できます。全長の半分はバローレンズとアイピース。

 フラット補正したつもりがデータを見ると補正なしになってました。黒レベルを上げると汚れの斑点がうっすら浮き上がって見苦しいです。データを外付けSSDに保存していたのですが撮影中にずれて接続が途切れたりしてSharpCapが2、3回落ちました。PC本体のストレージ容量が小さいので128GBSSDに記録する設定にしていたけど本体記録に戻すしかないかな?
 オリオン大星雲はPlayerOne Neptune-C2 で撮影したものほど赤い色が出ていません。Neptune-C2は近赤外線領域の感度が高い特性を持つので今回の2天体には強いのかもしれません。*後日追記SV705CのセンサーIMX585も近赤外線領域の感度は高いということでした。

 こちらは ぎょしゃ座の ばら星雲 NGC 2237 、ゲインは451、4.22秒を76フレーム、総露光時間は321秒です。北極星とベテルギウスをアライメント星にして2スターアライメントしてオリオン大星雲から引き続き導入、ばっちりでした。
ヒストグラムストレッチで本当にうっすらと赤い色が見える程度でライブスタックでのヒストグラムストレッチ、カラーバランス調整でもあまり色が出ませんでした。ゲインを上げ過ぎたせいか汚いです。これも以前、Neptune-C2で撮ったものの方がきれいに撮れてます。赤い星雲はNeptune-C2で決まりかな。次回SV705Cでは青い色の成分のあるM78とか銀河、星団を撮ってみようと思います。
 SV705Cに関する私なりのインプレッションはバイクに例えると回転数が上がると急激にトルクが増すピーキーな出力特性という印象です。私的には低速からもりもりトルクの出るエンジンが好き。何の話しとるんじゃ。


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オリオン大星雲の撮影情報はこれ
[SVBONY SV705C]
FrameType=Light
#出力形式
Output Format=PNG files (*.png)
#モード
Colour Space=RGB24
#ビニング
Binning=1
#キャプチャエリア
Capture Area=3856x2180
#パン
Pan=0
#ティルト
Tilt=0
#黒レベル
Black Level=14
#USB速度
USB Speed=2
#フレームレート
Frame Rate Limit=Maximum
#ゲイン
Gain=431
#露出時間
Exposure=7.783s
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=150
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=128
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=128
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
Trail Detection Sensitivity=9
#サテライトトレイルを削除する
Remove Satellite Trails=Off
#背景減算
Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
Planet/Disk Stabilization=Off
#しきい値
Banding Threshold=10
#バンディング除去
Banding Suppression=0
#フラット補正
Apply Flat=None
#ホットピクセル感度
Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正
Subtract Dark=Hot Pixel Removal Only
NegativeDisplay=0
#シャドウポイントを表示
Display Black Point=0
#中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.5
#ハイライトポイントを表示
Display White Point=1
#注意
Notes=TimeStamp=2022-11-24T14:10:59.1246034Z
SharpCapVersion=4.0.9441.0

ばら星雲の撮影情報はこれ
[SVBONY SV705C]
FrameType=Light
#出力形式
Output Format=PNG files (*.png)
#モード
Colour Space=RGB24
#ビニング
Binning=1
#キャプチャエリア
Capture Area=3856x2180
#パン
Pan=0
#ティルト
Tilt=0
#黒レベル
Black Level=14
#USB速度
USB Speed=2
#フレームレート
Frame Rate Limit=Maximum
#ゲイン
Gain=451
#露出時間
Exposure=4.226s
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=150
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=128
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=128
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
Trail Detection Sensitivity=9
#サテライトトレイルを削除する
Remove Satellite Trails=Off
#背景減算
Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
Planet/Disk Stabilization=Off
#しきい値
Banding Threshold=10
#バンディング除去
Banding Suppression=0
#フラット補正
Apply Flat=None
#ホットピクセル感度
Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正
Subtract Dark=Hot Pixel Removal Only
NegativeDisplay=0
#シャドウポイントを表示
Display Black Point=0
#中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.5
#ハイライトポイントを表示
Display White Point=1
#注意
Notes=TimeStamp=2022-11-24T14:41:50.3676608Z
SharpCapVersion=4.0.9441.0


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