待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

SV705C で木星撮影 2022/11/21 月

 

 SVBONYのC-MOSカメラ SV705Cで木星を撮りました。大赤斑が写ってます。バローレンズと合わせて合成焦点距離3000mmなので小さく写っているのをトリミングしてます。そのわりに良く写っているという印象です。
動画から2565フレームをスタックしてウェーブレット処理。
使用機材は
  • 鏡筒 mak127
  • カメラ SV705C
  • バローレンズ Vixen 2.0X
  • フィルター Sightron QBP3
  • 経緯台 AZ-GTi

 外付けのSDXCカードにデータを保存していたのですけどSER形式で動画保存するのにフレーム落ちが頻発。試しにPC本体のストレージに変更したらフレーム落ちしなくなりました。USB3.0でもSDカードだと書き込み遅くて駄目なんですね。

 SharpCapのダーク減算・ホットピクセル除去のみ を選択して撮影。ダークフレームをキャプチャーしなくてもホットピクセルが本当に出ませんでした。
 カメラドライバーのせいなのか分かりませんがヒストグラムストレッチすると白飛びになるしオートカラーバランスをやると火星みたいに赤くなってしまいました。仕方ないので手動で調整。オートカラーバランスは日中の景色を撮影した時には丁度良い具合だったのにどうしてなのかな?
自動位置合わせ(惑星/銀河)は選択できませんでした。前回はできたのに何が違うのかまだ分かりません。*後日追記 RAW16で記録していたからと判明、RGB24にしたら自動位置合わせを選択できるようになりました。PlayerOneのカメラでも同様であることを確かめました。
 
 例のセンサー汚れの斑点はフラット適用しても木星表面の白いところに来ると薄っすらと出てしまうのでキャプチャーエリアを狭くして位置調整してかわしました。

*後日追記 画像をTwitterにUPしたらnardisさんから惑星の場合フィルターはQBP3でなくUV/IRが良いと教えていただきました。値段の高くないものを早速、発注しました。nardisさんありがとうございます。

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撮影情報はこれ
[SVBONY SV705C]
FrameType=Light
#ディベイヤーモード
Debayer Preview=Force GRBG
#出力形式
Output Format=SER file (*.ser)
#モード
Colour Space=RAW16
#ビニング
Binning=1
#キャプチャエリア
Capture Area=2880x1632
#パン
Pan=0
#ティルト
Tilt=248
#黒レベル
Black Level=0
#USB速度
USB Speed=2
#フレームレート
Frame Rate Limit=Maximum
#ゲイン
Gain=305
#露出時間
Exposure=32.3470ms
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=175
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=128
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=117
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
Trail Detection Sensitivity=9
#サテライトトレイルを削除する
Remove Satellite Trails=Off
#背景減算
Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
Planet/Disk Stabilization=Off
#しきい値
Banding Threshold=10
#バンディング除去
Banding Suppression=0
#フラット補正
Apply Flat=None
#ホットピクセル感度
Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正
Subtract Dark=Hot Pixel Removal Only
NegativeDisplay=0
#シャドウポイントを表示
Display Black Point=0
#中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.206724325957111
#ハイライトポイントを表示
Display White Point=0.603785953719724
#注意
Notes=
TimeStamp=2022-11-21T11:42:27.5568124Z
SharpCapVersion=4.0.9441.0
StartCapture=2022-11-21T11:42:27.4584730Z
MidCapture=2022-11-21T11:43:27.5484730Z
EndCapture=2022-11-21T11:44:27.6376107Z
Duration=120.179s
FrameCount=2565
ActualFrameRate=21.3431fps
TimeZone=+9.00

コメント

長尾 さんの投稿…
写真をやらない自分が言うのもなんですがkobayashiさんは今年一年でかなり腕を上げましたね!!!木星本体の細部まで良く写ってるし、なんと言ってもコントラストが素晴らしい👍
Michio Kobayashi さんの投稿…
コメントありがとう😀 これもコメントをくれる天体仲間いればこそです。
昨年の今ころの木星はこんなのでした。笑ってください(^o^)
https://bikesummerskiwinter.blogspot.com/2021/12/blog-post_14.html
長尾 さんの投稿…
思わず吹き出してしまいました。すんません😅kobayashiさんの情熱がここまでスキルをアップさせたんですね!それにしてもこのコントラストの良さは何か要因があるんですか?
Michio Kobayashi さんの投稿…
昨年のは木星と言われても信じられないレベルでしたね(^o^)
カメラレンズだったので焦点距離が圧倒的に足りなかった。
コントラストが高くできたのは動画のフレーム数が2565枚と多いのを重ね合わせたからだと思います。
長尾 さんの投稿…
眼視でこれだけ見えたら毎晩望遠鏡出します😅
Michio Kobayashi さんの投稿…
ドブソニアンなら眼視できれいに見えるのでしょうね。でもこれだと毎日出すのは大変そうですね(^o^)
長尾 さんの投稿…
自宅にドームがある人がうらやましいなぁー
Michio Kobayashi さんの投稿…
ホントそう。自宅天文台うらやましいですね。