待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

オリオン大星雲 M42 SV705CとSV165改で 2022/11/22 火

  SVBONYのCMOSカメラSV705Cで星雲撮影をテスト。写真は7.8秒を19フレーム、総露光時間148秒です。もっとスタックしたかったけど雲がかかって終了、残念。


 比較のため今年の9/29に同じ光学系でPlayerOneのNeptune-C2 を使って総露光449秒で撮影した画像を載せておきます。センサーサイズの小さなNeptune-C2の方がよく写っていますが今回の撮影は雲に邪魔されて中断しているので同じくらい時間をかけるとこのくらいは写るのではと期待してます。ただ、赤に感度の高いNeptune-C2の特性はこの星雲には向いているのかも? *後日追記 SV705Cのセンサーも近赤外線領域の感度は高いとのこと。


使用機材は
  • 鏡筒 SVBONY ガイドスコープ SV165改
  • カメラ SVBONY SV705C
  • フィルター Sightron QBP3
  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi(この画像ではカメラの三脚)
 2スターアライメントで北極星とベテルギウスを選択、M42オリオン大星雲を導入。明るく見えるので楽です。
SharpCapの設定は色空間RGB24、ゲイン389、ダーク減算・ホットピクセル除去のみ に設定、フラット補正はセンサー汚れ除去目的であらかじめ保存していた画像を使用しました。
ヒストグラムのオートストレッチはちょっとやり過ぎになる傾向があって手動で調整し直しました。オートカラーバランスはヒストグラムストレッチ後にやるとまあ良い感じ。
 さてこれでライブスタック。ライブスタックするときはプレビューのヒストグラムストレッチを解除してからライブスタック画面のヒストグラムストレッチを。これは丁度良い具合になります。オートカラーバランスも良い感じ。ライブスタックはSharpCap側でやるからカメラドライバーのプレビュー画面とは違うのかも知れません。
 ライブスタックを開始した途端、雲が流れてきて中断の連続、結局寒空の下で1時間半も待つことになりました。アライメントがうまくできたようでほとんどずれて行きません。だから今回はカメラコントロールの自動位置合わせは使用しませんでした。
 最終的には全天曇ってしまいライブスタックは総露光148秒しかできずに終了。この画像はライブスタックした画面から回転分のズレでできた黒枠部分をトリムしたものです。センサー汚れもほとんど影響なく撮影できたみたい。ガイドスコープSV165でこのセンサーサイズだと周辺の収差がかなり出ますね。SV705Cのポテンシャルはまあ悪くない、使えるなという印象です。


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[SVBONY SV705C]
FrameType=Light
#出力形式
Output Format=PNG files (*.png)
#モード
Colour Space=RGB24
#ビニング
Binning=1
#キャプチャエリア
Capture Area=3856x2180
#パン
Pan=0
#ティルト
Tilt=0
#黒レベル
Black Level=14
#USB速度
USB Speed=2
#フレームレート
Frame Rate Limit=Maximum
#ゲイン
Gain=389
#露出時間
Exposure=7.783s
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=150
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=128
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=128
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
Trail Detection Sensitivity=9
#サテライトトレイルを削除する
Remove Satellite Trails=Off
#背景減算
Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
Planet/Disk Stabilization=Off
#しきい値
Banding Threshold=10
#バンディング除去
Banding Suppression=0
#フラット補正
Apply Flat=C:\Users\Michio.K\Pictures\SharpCapCaptures\flats\MasterFlat_15_07_39_offset=-0.073%.png
#ホットピクセル感度
Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正
Subtract Dark=Hot Pixel Removal Only
NegativeDisplay=0
#シャドウポイントを表示
Display Black Point=0
#中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.5
#ハイライトポイントを表示
Display White Point=1
#注意
Notes=
TimeStamp=2022-11-22T14:36:10.0026289Z

SharpCapVersion=4.0.9441.0



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