待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

オリオン座アルニタク周辺の星雲を 2022/11/26 土

 0:30、スマホのアラームで飛び起きました。何だっけ? そうそう、GPV気象予報によると1時からきれいに晴れるということでした。窓の外を見るとオリオン座が南天に輝いてます。防寒対策としてスキーウエアを着て庭へ。
今回の使用機材は
  • 鏡筒 SkyWatcher Mak127
  • カメラ SVBONY SV705C
  • フィルター Sightron QBP3
    フォーカルレデューサー Astrostreet 0.5x
  • 経緯台 AZ-GTi
 最近、経緯台の水平調整を念入りにするようにしたらAZ-GTiの追尾精度が向上しました。今回はSharpCapのダーク処理は「ホットピクセル除去のみ」ではなくちゃんとダークを撮影しました。フラット補正は使いません。



 まずは、かねてから撮ってみたかったウルトラの星 M78星雲、ヒストグラムストレッチしてやっとうっすら確認。NGC2071も写ってるみたい。トリミングせずヒストグラム修正とノイズ処理のみ。
周辺減光が出てますね。コマ収差も。Neptune-C2よりセンサーサイズが大きい分、画角が広くなるしフォーカルレデューサー使ってるから。
100万ワットで輝いているかと思ったら想像以上に暗かった・ω・
 青白いガスは何とか写っていました。
西洋ではお化けのキャスパー星雲と呼ばれるようです。
左に90°回転させると布をかぶって目が2つ出たお化けに見えるから?


 激しい周辺減光にセンサーの汚れも(-_-)
M78だけクローズアップするならフォーカルレデューサ-要らないかも?



 ライブスタック始めたら何かが横切ってました。しかも結構時間かかってます。人工衛星?
肉眼では見えませんでした。


 次はアルニタク近くの燃える木星雲 NGC2024です。やっと燃えてるように撮れました。SV705CのセンサーIMX585も近赤外線の感度は高いようです。アナログゲインは高くし過ぎてもかえって暗い部分が浮き上がらず、適正範囲は180~300あたりかも?
180以下と400以上は使わない方が良い結果が得られそうです。



 そして最後は馬頭星雲 IC434、トリミングしてます。上にNGC2023も写ってます。燃える木星雲と馬頭星雲はお隣どうしだけどMak127の焦点距離ではワンショットには入り切りません。来年に向けて焦点距離400mmの屈折の安くて軽いのを購入検討してます。


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M78星雲の撮影情報はこれ
[SVBONY SV705C]
FrameType=Light
#出力形式
Output Format=PNG files (*.png)
#モード
Colour Space=RGB24
#ビニング
Binning=1
#キャプチャエリア
Capture Area=3856x2180
#パン
Pan=0
#ティルト
Tilt=0
#黒レベル
Black Level=12
#USB速度
USB Speed=2
#フレームレート
Frame Rate Limit=Maximum
#ゲイン
Gain=426
#露出時間
Exposure=15.000s
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=150
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=128
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=128
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
Trail Detection Sensitivity=9
#サテライトトレイルを削除する
Remove Satellite Trails=Off
#背景減算
Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
Planet/Disk Stabilization=Off
#しきい値
Banding Threshold=10
#バンディング除去
Banding Suppression=0
#フラット補正
Apply
Flat=C:\Users\Michio.K\Pictures\SharpCapCaptures\flats\MasterFlat_16_40_23_offset=-0.247%.fits
#ホットピクセル感度
Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正
Subtract Dark=Hot Pixel Removal Only
NegativeDisplay=0
#シャドウポイントを表示
Display Black Point=0
#中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.5
#ハイライトポイントを表示
Display White Point=1
#注意
Notes=TimeStamp=2022-11-25T16:46:44.2009818Z
SharpCapVersion=4.0.9441.0


燃える木星雲の撮影情報はこれ
[SVBONY SV705C]
FrameType=Light
#出力形式
Output Format=PNG files (*.png)
#モード
Colour Space=RGB24
#ビニング
Binning=1
#キャプチャエリア
Capture Area=3856x2180
#パン
Pan=0
#ティルト
Tilt=0
#黒レベル
Black Level=44
#USB速度
USB Speed=2
#フレームレート
Frame Rate Limit=Maximum
#ゲイン
Gain=397
#露出時間
Exposure=8.000s
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=150
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=128
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=128
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
Trail Detection Sensitivity=9
#サテライトトレイルを削除する
Remove Satellite Trails=Off
#背景減算
Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
Planet/Disk Stabilization=Off
#しきい値
Banding Threshold=10
#バンディング除去
Banding Suppression=0
#フラット補正
Apply Flat=None
#ホットピクセル感度
Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正Subtract Dark=C:\Users\Michio.K\Desktop\SharpCap Captures\darks\SVBONY SV705C\RGB24@3856x2180\8.0s\gain_397\MasterDark_10_frames_2022_|11_25T16_51_56.png
NegativeDisplay=0
#シャドウポイントを表示
Display Black Point=0
#中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.5
#ハイライトポイントを表示
Display White Point=1
#注意
Notes=TimeStamp=2022-11-25T17:27:14.4222360Z
SharpCapVersion=4.0.9441.0

馬頭星雲の撮影情報はこれ
[SVBONY SV705C]
 FrameType=Light
 #出力形式
 Output Format=PNG files (*.png)
#モード
Colour Space=RGB24 #ビニング Binning=1
 #キャプチャエリア
Capture Area=3856x2180 #パン Pan=0
#ティルト
Tilt=0
#黒レベル
Black Level=44
#USB速度
 USB Speed=2
 #フレームレート
 Frame Rate Limit=Maximum
 #ゲイン
Gain=397
 #露出時間
 Exposure=8.000s
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=150
 #ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=128
 #ホワイトバランス(R)
 White Bal (R)=128
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
 Trail Detection Sensitivity=9
 #サテライトトレイルを削除する
Remove Satellite Trails=Off
 #背景減算
 Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
 Planet/Disk Stabilization=Off
#しきい値
 Banding Threshold=10
#バンディング除去
 Banding Suppression=0
 #フラット補正
Apply Flat=None
#ホットピクセル感度
 Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正
Subtract Dark=C:\Users\Michio.K\Desktop\SharpCap Captures\darks\SVBONY SV705C\RGB24@3856x2180\8.0s\gain_397\MasterDark_10_frames_2022-11-25T16_51_56.png NegativeDisplay=0
 #シャドウポイントを表示
 Display Black Point=0
 #中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.5
#ハイライトポイントを表示
 Display White Point=1
 #注意
Notes= TimeStamp=2022-11-25T17:41:56.3361219Z
SharpCapVersion=4.0.9441.0

コメント

長尾 さんの投稿…
鏡筒の水平じゃなくAZ-GTi側の水平ですか!?自分のAZ-GTiは導入精度が気まぐれなので困ってます。追尾精度は短時間のせいか😅気になりません。
Michio Kobayashi さんの投稿…
AZ-GTiの導入精度には悩まされますね。焦点距離の長い場合には宇宙の迷子になってしまうことが何度もありました。いくつかあるアライメント方式の中で手っ取り早いワンスターアライメントは経緯台の水平が正確でないと基準星から離れるほどずれが大きくなると思います。2スターアライメント以上では経緯台の経度方向の回転軸も補正されるので影響はそれほどでもないかも?
鏡筒の水平は北向きとともに電源投入時の基準点になるのでアライメント星に向かう時の誤差に反映されるのだと思います。
長尾 さんの投稿…
普段2スターアライメントしてますが低倍率のアイピースの視野に一発で入る事はほとんどなくファインダー便りに視野中心に導入する事がほとんどです😢アライメント後も指定した天体を自動導入する時も同じでだいたいはファインダーの便りになります。難儀してます😞
Michio Kobayashi さんの投稿…
私もアライメントと導入は20mmのアイピースでやってるんですけど、水平北向きからアライメント星へ向かう時は視野の外なのでファインダー頼りです。アライメント完了してアライメント星近くの明るい恒星を導入するとだいたい真ん中近くに入ってきます。アライメントを正確にするためLEDで十字のレクチルが表示されるSVBONYのクロスヘアアイピースを使用してます。架台水平作戦も効果あるのかも?
長尾 さんの投稿…
架台水平作戦ですが自分はazgtiに付いてるライナーを使ってます。kobayashiさんはどうしてますか!?それから鏡筒の北向きには何を使ってますか!?スマホのアプリですか!?
Michio Kobayashi さんの投稿…
架台の水平はAZ-GTiの上に付いてる水準器を使ってます。私の目に近い高さなので老眼の私は虫眼鏡で確認してます。北向きは曲者ですね。スマホアプリも山用のコンパスも架台から離れていると正しいけど近づくとモーターの磁石の影響か本体の鉄の影響で全くあてになりません。北極星を頼りにしてます。極軸望遠鏡は持ってないけど。
長尾 さんの投稿…
水平も北向きも自分と一緒ですね!何回も使って慣れていくしかないっすね😅
Michio Kobayashi さんの投稿…
そうですね。焦点距離が長い場合は常に不安を抱えながら始めてます。今夜は晴れたらヒアデス星団見ようとおもってたけど思ってたけど雲が・・