今夜が本当の満月 2024/9/18(水)

SVBONY ガイドスコープSV198 ファーストライト 2024/7/12(金)

 4月に届いていたSVBONYのガイドスコープSV198、天体対象のファーストライトです。ほぼこの画像の構成で使います。違うところはブラケットベースを固定するファインダー台座はドブテイルバーを介して経緯台に取り付けました。
使用機材は以下の通り
  • 経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
  • 鏡筒 SVBONY SV198
  • カメラ Player-One Uranus-C
  • フィルター SVBONY SV220
  • 補助レンズ レデューサー AstroStreet GSO 0.5x
    以下は用意したけど使用せず
  • ガイドスコープ SVBONY SV165(30mm口径)
  • ガイドカメラ SVBONY SV705C
  • ガイドカメラフィルター Sightron IR640PRO

 SV198は口径50mm、焦点距離206.6mmでガイドスコープではありますが主鏡としても広範囲を写したい時には重宝するはずです。下に付けてるSV165も良く写るんだけどフォーカスがヘリコイドだけなので大変、カメラやフィルターを替えて使うには不便だからガイド専用にしました。
 オートガイドとディザリングのテストを考えていたけどまたまたガイド用のカメラSVBONY SV705Cが認識されません。

USBケーブルを接続したときに感触がおかしかったので外して見たらガガ~ン‼
端子の金具が曲がってしまってます。
他社のUSBケーブルを使っていたのが悪かったのかな?
今日はガイドはなしに決定。ガイド用に使えるカメラは他にPlayer-One Neptune-C2があるんだけど前述したとおりSV165のフォーカス合わせは大変なので次回に。

 さあてと気を取り直してSV198のファーストライトです。非冷却カメラなので温度は熱ノイズ発生の状況を知るために設定に加えてます。25℃くらいになっていますがこの時間の気温は20℃くらいだったので5℃ほどセンサー温度が高くなっていたようです。

まずは
はくちょう座 網状星雲東NGC6992と網状星雲西NGC6960、フォーカルレデューサー0.5X使って焦点距離は103mmになるから両方が写野に収まります。今回もプレートソルビングは成功。これ便利ですね。
ダークを撮ってリアルタイムダーク補正したんですがキャップをしっかり取り付けていなかったので街灯の光が漏れたのか変な被りが出ています。
設定は以下の通り
  • 温度 25℃(非冷却カメラ)
  • アナログゲイン 441
  • オフセット 32
  • 露出時間 4秒 x 33 
  • 総露出時間 2分12秒
  • オートガイド なし
  • リアルタイムダーク補正 あり
  • フラット補正 なし

 続いてはくちょう座 北アメリカ星雲NGC7000とペリカン星雲IC5070
ちゃんとダーク撮らなかったので青色の熱ノイズが出てしまいました。
設定は以下の通り
  • 温度 25.3℃(非冷却カメラ)
  • アナログゲイン 441
  • オフセット 21
  • 露出時間 2秒 x 153
  • 総露出時間 5分6秒
  • オートガイド なし
  • ダーク補正 Hot and Cold Pixel Removal
  • フラット補正 なし
 
 最後ははくちょう座 γ星サドル周辺です。右端には三日月星雲NGC6888も。
赤い散光星雲でとても賑やか。これも同じ場所に熱ノイズが。
設定は以下の通り
  • 温度 25.1℃(非冷却カメラ)
  • アナログゲイン 441
  • オフセット 21
  • 露出時間 2秒 x 130
  • 総露出時間 4分20秒
  • オートガイド なし
  • ダーク補正 Hot and Cold Pixel Removal
  • フラット補正 なし
 壊してしまったSV705Cは要修理ですけど秋まではNeptune-C2をガイドカメラに使っていく予定です。このカメラは熱ノイズが出やすい欠点があるのでPHD2でダークライブラリをしっかり作っておく必要があります。このカメラも近赤外線感度が非常に高いからIRパスフィルターで近赤外線ガイドができるはず。これもレポしますね。

ブログ村ランキング参加してます。良かったらポチッとしてね。
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村

コメント