五稜郭公園の桜2024 2024/4/22 月

天体撮影用フィルターについて調べてみた 2022/12/2 金

  木星の撮影にQBP3フィルターを使ったらTwitterで惑星撮影にはUV/IRカットフィルターが良いということを教えていただいたので少しだけ調べてみました。


QBP3フィルター
天体の発する主要な4輝線であるHα, Hβ, OIII, SII付近の波長域を透過させ、それ以外の波長域をカットする。光害カットとナローバンドの中間の位置づけ。透過範囲が比較的広くて万能だけど光害カットはナローバンドに比べて少し劣る。
  • Hα 水素の輝線スペクトル 散光星雲の赤い色
  • Hβ 水素の輝線スペクトル 淡い散光星雲の赤い色
  • OIII 酸素の輝線スペクトル 惑星状星雲の青緑色 
  • SII 硫黄の輝線スペクトル 散光星雲のオレンジ色の部分



OIIIフィルター
惑星状星雲や超新星残骸の青緑色に特化
  • OIII 酸素の輝線スペクトル 惑星状星雲の青緑色

    眼視用もあるらしい。
     
UV/IRカットフィルター
紫外線と赤外線の領域をカット
惑星、月、星団、銀河などのコントラストを高める。

 私が持っているアメリカンサイズのフィルターは以上です。OIIIとUV/IRはこの度買ったのでまだ使ってません。これらのお陰で光害に満ちた街中からでも星雲、銀河の撮影ができるという恩恵に感謝です。







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