待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

北海道駒ヶ岳 剣ヶ峰直下のピークまで 2021/8/31(火)


 北海道駒ヶ岳は森林管理局の発表によると馬の背から先は入山規制区域になっています。
 北海道駒ヶ岳に比べると遥かに火山活動が活発な十勝岳が山頂まで登山可能なのに北海道駒ヶ岳では何故規制されているかと言うとこの山はなんの前触れもなく噴火する恐れがあるからなのです。規制区域内に入った場合の法的罰則などはありませんがあくまでも自己責任といことで規制区域の剣ヶ峰直下まで行ってみました。剣ヶ峰までは若い頃に2回登ったことがあります。今はうっかり滑落して人様に迷惑をかけてはいけないので危険のないところまでにしておきます。

 今回は昼前に下山予定で昼食は持っていきません。だからバーナーもクッカーもないので軽装、バックパックの重さは5kgでした。トレッキングスティックを使います。

 8:29、6合目登山口駐車場(標高490m)を出発。ここはトイレはあるけど水はありません。既に3台の車が止まってました。このあたりまでは樹林帯で山麓では熊の出没報告が結構あるから一応、熊鈴と熊撃退スプレーを持参しています。

 登山ポストに登山届を出すときポスト内に予想外のものを発見。前回来た時に買ったばかりのサングラスを落としたのですけどそれが入ってました。入れてくれた方、ありがとうございます。
 6合目〜7合目は先日の大雨のせいか登山道の真ん中が深くえぐられていました。それでも土のうを入れて補修した跡があってこれもありがたいことだと思います。

 8:59〜9:02、8合目ベンチで休憩。荷物が軽いのでとても楽です。写真はシラタマノキ。

 これはミヤマハンノキ。

 9:25〜9:30、9合目ベンチで休憩。冷たい風が吹いてきたのでファイントラックのポリゴン2ULを着用。全く寒さを感じません。動いて暑くなったら両サイドのベンチレーターを開いて放熱量を調節できるので快適です。
 9:51〜9:52、馬の背で水分補給。ここから剣ヶ峰手前の丸い990mピークを目指します。
 イワギキョウが沢山咲いてました。
 クラックに沿って登っていきます。道とは離れているので危険はありません。50年前にはこのクラックから湯気が出ていました。
 10:13〜10:53、990mピークに荷物をデポして少し先まで行って写真撮影。
 ここにもイワギキョウ。
 990mピークから見た大沼、小沼。
 噴火口。
 これは隅田盛という892mのピーク。990mピークから降りるときは急なザレ場でスリップ転倒と落石注意です。

 10:46〜10:53、馬の背ベンチで行動食の羊羹を食べながら休憩。暑くなってきたのでジャケットを脱ぎます。

 馬の背から駐車場までずっとザレ場が続きますが今回はトレッキングスティックをブレーキとしてではなく後傾にならないように軽く地面を引っ掻いて引き寄せるように使ってみました。このスティックの使い方はスキーで縦長のラインコブを滑るときにやっている要領です。これと今年発見したベアクロー作戦で速く安全にザレ場を降りることが出来るようになりました。

 11:43、6合目駐車場に到着。かなり暑くなってきました。今回の歩行距離は5.4km、消費カロリーは873kcalでした。

今日のマップはこれ

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