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バイクのツーリング用カスタムがほぼ完了したので道南を軽くツーリング。トップケースに忘れてはならないもの、それはマスクです。
函館江差自動車道で赤川ICから北斗富川ICまで。その先に北斗茂辺地ICがあるけど国道との合流交差点に信号がないので一つ手前で降りました。でもこの信号も車両感知式なのでバイクだと青にならない場合もあります。今日は幸いにも既に青でした。
海岸沿いに函館山と知内、福島の山々がきれいに見えてました。海も岩場の浅瀬があって美しい景観です。
木古内町では道の駅みそぎの郷きこないを横目で見て通過。道道5号で上ノ国方向へ。普通は県道と言いますが北海道は道道です。東京は都道で大阪は府道なのかな?
この道路は元々山中を抜けていく峠道ですが比較的最近、新しいトンネルが開通してあまりワィンディングじゃなくなってバイクでは物足りない感じになりました。安全にはなりましたけど。
峠を降りて人里に入ると上ノ国町。ここには道内初のロータリー交差点があります。必ず時計回りに進むのですね。海岸に沿って走ると前方に帆船の帆が見えてきました。開陽丸です。
土方歳三を乗せて北海道へやって来た旧幕府の軍艦です。でもこれは再現された船の形の建物なんですよ。本物は江差沖で暴風のため座礁して沈没しました。手前の建物・えさし海の駅開陽丸で入場券を買って中に入ると当時の艦内が再現されていて蝋人形を乗せたハンモックがギーギーとリアルな音を立てて揺れたりしています。
江差町から昔仕事に来ていた厚沢部町へ抜けます。私にとっては懐かしい景色が続きます。
厚沢部町は箱館戦争の激戦地でもあって旧松前藩の館城や鶉ダムを見下ろす駐車場には稲倉石古戦場の石碑があります。古戦場は今は水底になっている谷間の道で激しい戦闘が行われました。
更に峠を越えて北斗市に入っていくと二股口台場山があってこの山の上には稲妻型塹壕の跡が残っているそうです。ここは土方歳三が守っていた陣地で大変な銃撃戦があったようです。
この近くの畦道に石で作った箱館戦争無名戦士の墓があります。土方歳三は新政府軍が箱館に攻め入ることができないようにここを死守したのですが現北斗市の矢不来が陥落して攻め入られることになったので五稜郭防衛のために戻ることになり、一本木の関門で戦死しました。
ここから函館まで田園地帯が広がります。田植えが済んだばかりの水田もあればまだ水を張ったばかりの水田もあります。空が映って綺麗。
今は合併のため北斗市になっていますが昔は大野町でした。北海道新幹線の新函館北斗駅も昔は渡島大野という小さな駅でした。
今日の走行距離は167.8km、燃料消費率は31km/lでした。
動画はこれ
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