待っていた花が咲いたよ 2024/5/1 水

昨日から今日にかけて木星と土星を 2022/7/30 土

 

 昨夜遅くから今日にかけて庭から木星と土星を眼視観望、電視観望、撮影しました。接眼レンズから覗いた大きな惑星はかなり明るいものですね。感動的でした。
写真は木星。左下離れてエウロパ、左横にガニメデ、右横にイオがかすかに写ってます。はっきり写るくらいの設定だと木星の模様が明る過ぎて飛んでしまうみたい。
使用機材は以下のとおり
  • 鏡筒 SkyWatcher Mak90
  • バローレンズ Vixen 2.0x
  • カメラ PlayerOne Neptune-C2
  • 自動導入経緯台 SkyWatcher AZ-GTi
  • 光害カットフィルター SIGHTRON QBP3
  • ノートパソコン Lenovo IdeaPad Slim550i

 アライメントは25mm接眼レンズで覗いてやりました。Neptune-C2のイメージセンサーは小さいので画角が狭過ぎてパソコンで見ると宇宙の迷子になってしまいます。Mak90に2.0xバローレンズだと焦点距離が2500mm(フルサイズ換算11520mm)と大きいのでプレートソルビングも役に立たないようです。
接眼レンズやバローレンズを交換しながら次第に追い詰めていく昔ながらの方法でやった方が手っ取り早いです。このとき、スマホ1台をルーターに、もう一台のスマホのSynscanで操作するとパソコンのSynscanより操作が簡単です。アイピース覗きながら架台を操作できるからね。パソコンだと望遠鏡とキーボードを行ったり来たりするからとても大変なんです。
アライメントと目標天体の導入が済んだらパソコンで電視観望開始。
まずは木星。アナログゲイン303、オフセット114、露出1/10秒、キャプチャーエリアは2032x1152、SER形式で動画撮影1分です。設定はヒストグラム見てオートストレッチをかけながら決めていくのが良いみたい。写真はトリミングしてます。SER形式の動画、青色に見えてディベイヤーがおかしいみたいなのでSERプレーヤーでディベイヤー処理したものをAutoStakkart!3でスタック、Registax6でWavelet処理してます。
 大赤斑は見えてないけど木星ってすごく大きいのに自転が超速くて1日の長さが9時間半だそうです。次はStellariumで大赤斑の見える時間帯を調べて撮影したいと思います。



 次は土星。接眼レンズ覗いて導入してからカメラに交換。アナログゲインは303、オフセット114、露出は約1/2秒、キャプチャーエリアは2712x1538 SER形式で動画撮影1分です。
画像処理は木星と同じ方法で。


ランキング参加してます。良かったらポチっとしてね。

天体写真ランキング

木星撮影の設定詳細は以下の通り。

[Neptune-C II (IMX464)]
FrameType=Light
#ディベイヤーモード
Debayer Preview=Force RGGB
#ビニングモード
Binning Mode=Average
#ビニング
Binning=1
#モード
Colour Space=RAW16
#キャプチャエリア
Capture Area=2032x1152
#出力形式
Output Format=SER file (*.ser)
#パン
Pan=340
#ティルト
Tilt=192
#反転
Flip=None
#温度
Temperature=29.5
#USB速度
USB Speed=100
#オフセット
Offset=114
#フレームレート
Frame Rate Limit=Maximum
#アナログゲイン
Analogue Gain=303
#露出時間
Exposure=98.1990ms
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=10(Auto)
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=3(Auto)
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=0(Auto)
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
Trail Detection Sensitivity=9
#サテライトトレイルを削除する
Remove  Satellite Trails=Off
#背景減算
Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
Planet/Disk Stabilization=Off
#しきい値
Banding Threshold=10
#バンディング除去
Banding Suppression=0
#フラット補正
Apply Flat=None
#ホットピクセル感度
Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正
Subtract Dark=None
NegativeDisplay=0
#シャドウポイントを表示
Display Black Point=0.0969000950972107
#中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.515282988358744
#ハイライトポイントを表示
Display White Point=0.914569354923921

#注意
Notes=SynScan App Driver=RA=00:36:25,Dec=+04:12:49 (JNOW)
TimeStamp=2022-07-29T15:50:18.3138760Z
SharpCapVersion=4.0.9063.0
StartCapture=2022-07-29T15:50:18.2335451Z
MidCapture=2022-07-29T15:50:48.2925451Z
EndCapture=2022-07-29T15:51:18.3516524Z
Duration=60.118s
FrameCount=612
ActualFrameRate=10.1800fps
TimeZone=+9.00

土星撮影の設定詳細は以下の通り
[Neptune-C II (IMX464)]
FrameType=Light
#ディベイヤーモード
Debayer Preview=Force RGGB
#ビニングモード
Binning Mode=Average
#ビニング
Binning=1
#モード
Colour Space=RAW16
#キャプチャエリア
Capture Area=2712x1538
#出力形式
Output Format=SER file (*.ser)
#パン
Pan=0
#ティルト
Tilt=0
#反転
Flip=None
#温度
Temperature=30.6000003814697
#USB速度
USB Speed=100
#オフセット
Offset=114
#フレームレート
Frame Rate Limit=Maximum
#アナログゲイン
Analogue Gain=303
#露出時間
Exposure=457.4830ms
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=4(Auto)
#ホワイトバランス(G)
White Bal (G)=4(Auto)
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=0(Auto)
#トレイル幅
Trail Width=3
#トレイルの最小長
Minimum Trail Length=100
#トレイル検出感度
Trail Detection Sensitivity=9
#サテライトトレイルを削除する
Remove Satellite Trails=Off
#背景減算
Background Subtraction=Off
#自動位置合わせ(惑星/銀河)
Planet/Disk Stabilization=Off
#しきい値
Banding Threshold=10
#バンディング除去
Banding Suppression=0
#フラット補正
Apply Flat=None
#ホットピクセル感度
Hot Pixel Sensitivity=5
#ダーク補正
Subtract Dark=None
NegativeDisplay=0
#シャドウポイントを表示
Display Black Point=0.0202874049027903
#中間調ポイントを表示する
Display MidTone Point=0.591381925831502
#ハイライトポイントを表示
Display White Point=1

#注意
Notes=SynScan App Driver=RA=21:48:50,Dec=-12:45:10 (JNOW)
TimeStamp=2022-07-29T15:16:31.8121168Z
SharpCapVersion=4.0.9063.0
StartCapture=2022-07-29T15:16:31.3961713Z
MidCapture=2022-07-29T15:17:01.5921713Z
EndCapture=2022-07-29T15:17:31.7880294Z
Duration=60.392s
FrameCount=132
ActualFrameRate=2.1857fps
TimeZone=+9.00

コメント